Windowsで逆テザリングする方法

Windowsで逆テザリングする方法

2023年8月25日

Windows 11や10を搭載したパソコンの[有線LAN]や[Wi-Fi]使って【アクセスポイント化】することで、Wi-Fiルーターなどが無くてもインターネット接続できます。簡単に言えば「PCからWi-Fiを飛ばす」と言うことができます。

これまでの方法は?

スマートフォンのモバイルネットワークを用いてパソコンなどをインターネットに接続することをテザリングなどと呼びますが、逆にパソコンのインターネット接続を用いて、スマートフォンなどをインターネットへ接続することもでき、これを逆テザリングと呼ぶことにします。

Windows 7など古いバージョンでは複雑なコマンド入力をすることで実現してきましたが、Windows 11や比較的に新しいWindows 10にはモバイルホットスポットと呼ばれる機能が搭載されており、これをオン/オフするだけで逆テザリングができます。

また、以前は有線LANWi-Fiのように2つのネットワークが必要でしたが、昨今ではWi-Fiのみでもできるようになりました。ただ、不安定な場合には別途アダプターなどをした方が良いかもしれません。

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今回はノートパソコンに内蔵されたWi-Fiを用いたため、上記のアダプターを使用して接続できるかどうかは確認していません。

モバイルホットスポットを使う手順

Windows 11

設定ネットワークとインターネットよりモバイルホットスポットをクリックします。
Windows 11→設定→ネットワークとインターネット

モバイルホットスポットよりインターネット接続を共有する共有を選択します。

パソコンが有線LANでインターネットに接続している場合、インターネット接続を共有するイーサネットを選択し、共有Wi-Fiを選択します。

Windows 11→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

モバイルホットスポットよりモバイルホットスポットのオンに切り替えます。
Windows 11→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

モバイルホットスポットのプロパティより名前パスワードを確認して接続するか、QRコードをスキャンして接続します。

名前SSIDです。編集をクリックすると変更できます。

Windows 11→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

ちなみに、オン/オフだけであればクイック設定から切り替えることができます。

Windows 10

設定よりネットワークとインターネットをクリックします。
Windows 10→設定

ネットワークとインターネットのモバイルホットスポットより2ヶ所のインタネット接続を共有するを変更します。

プルダウンにインターネットに接続されている項目(イーサネットなど)、ラジオボタンにアクセスポイントに使う項目(Wi-Fiなど)を選択します。

Windows 10→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

ネットワークとインターネットのモバイルホットスポットよりインターネット接続を他のデバイスと共有しますのオンに切り替えます。
Windows 10→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

ネットワークとインターネットのモバイルホットスポットよりネットワーク名(SSID)ネットワークパスワードを確認し、iPhoneAndroidスマートフォンなどから接続します。
Windows 10→設定→ネットワークとインターネット→モバイルホットスポット

必要に応じて編集をクリックして変更します。

Windows 10のやり方は以上です。