Windowsでタスクバーの時計に「秒」を表示する方法

Windowsでタスクバーの時計に「秒」を表示する方法

2023年9月12日

Windows 11や10では、画面の右下に[時刻]が表示されています。デフォルトでは[時:分]が表示されており【秒数】は非表示ですが、これを[時:分:秒]などと変更できます。

表示に秒数は必要なのか?

時計の表記は時:分のみでは省略されている場合がほとんどです。

しかし、Windowsなどパソコンの時計はインターネット経由で自動調整された日時を示しているので「時間ぴったりにインターネットで注文したい」と言う場合には秒数の表示がメリットとなるでしょう。

ただ、デメリットとしては1秒ごとに表示が切り替わるため、ある程度はリソース(CPUやメモリなど)への影響があると言う事です。とは言え、昨今はオーバースペックぎみであることが多いので、よほどギリギリなスペックを使ってない限りは気にする必要は無いかもしれません。

秒数を表示する手順

Windows 11

設定時刻と言語より日付と時刻をクリックします。
Windows 11→設定→時刻と言語

日付と時刻のシステムトレイに時刻と日付を表示する>よりシステムトレイの時計に秒を表示する(電力消費が増加します)をチェックします。
Windows 11→設定→時刻と言語→日付と時刻

Windows 11のやり方は以上です。

Windows 10

レジストリを操作するため、ある程度の知識経験が必要です。また、事前にバックアップをオススメします。

レジストリエディターより以下の場所を開きます。

コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced

Advancedキー内にDWORD(32ビット)値ShowSecondsInSystemClockが無い場合は作成します。

左ペインのAdvancedを選択した後、右ペインの何もない所を右クリックし、コンテキストメニューより新規DWORD(32ビット)値を選択します。

Windows 10→レジストリエディタ―→新規→DWORD(32ビット)値

ShowSecondsInSystemClockをダブルクリックし値のデータ1に変更し、パソコンを再起動します。

元に戻す場合は0にするか削除します。

Windows 10→レジストリエディタ→DWORD(32ビット)

Windows 10でのやり方は以上です。

フリーソフトの[TClock]でも同様のことができるので、「うまくいかない」「もっとカスタマイズしたい」と言う場合には使ってみると良いかもしれません。