「スリープせずにディスプレイの電源だけをオフにしたい」と言った場面に出くわしたことのある人は少なくないでしょう。パソコンとディスプレイが分離しているデスクトップタイプであればディスプレイの電源ボタンで簡単に操作できますが、ノートパソコンで操作するには一手間が必要になります。
ディスプレイだけ電源を切りたい
Windowsには古くから「次の時間が経過後、ディスプレイの電源を切る」と言った設定が可能です。
そのため、設定しておけば特に意識することなく「ディスプレイをオフにする」と言うことはできますが、時間を長めに設定している場合には「今すぐオフにしたい」と言う場面があるかもしれません。
いちいち待っているのも面倒なので、ディスプレイの電源を手動でオフにできるようにしておくと便利かもしれません。
ディスプレイの電源をオフにする手段
カバーを閉じる
ノートパソコンでは「カバーを閉じる」と言う動作を行った際の挙動を設定することができ、一般的には「カバーを閉じる」→「スリープする」と言った挙動が多いような気がしますが、設定することで「カバーを閉じる」→「何もしない」と言う挙動にすることができます。
「何もしない」と言っても「スリープしない」「シャットダウンしない」と言った意味であり、閉じた際にはディスプレイの電源はオフになります(ゆっくり閉じてみると隙間から目視できるでしょう)。
カバーを開けばディスプレイに電源が入るので、見た目にもわかりやすいかもしれません。
ボタンに割り当てる
パソコンの電源をオンにするには「電源ボタンを押下する」と言う操作を行いますが、シャットダウンする際にはメニューから操作するのが一般的です。
そのため、パソコンを使用している際には「電源ボタンを押下する」と言う操作を行うことは無いですが、実は「スリープする」「シャットダウンする」「ディスプレイの電源を切る」と言った挙動を割り当てることができるようになっています。
このため、「ディスプレイの電源を切る」に設定すれば電源ボタンをディスプレイの電源ボタンとして使用することができるようになります。逆に、電源を入れる場合には「キーボードのキーを押下する」「マウスを動かす」などを行います。