Windowsには古くから【ファイル名を指定して実行】と呼ばれる機能があります。アプリケーションなどを手軽に起動できるので使いこなせるように覚えておくと便利です。Windows 10はもちろんWindows 11でも操作が可能です。
“ファイル名を指定して実行”とは?
表示されたウィンドウの入力欄に「コマンド」を入力することで、様々な処理を実行させることができる機能です。
Windows 7など古いバージョンではスタートメニューから操作することができましたが、Windows 10やWindows 11など比較的に新しいバージョンでは存在が無くなっています。
存在は無くなっていますが、ショートカットキーを使うことで機能を使うことができます。
“ファイル名を指定して実行”の使いかた
キーボードより田+Rを押下するとファイル名を指定して実行が表示されます。
田はWindowsキーです。キーボードによって表記が異なる場合があります。
ファイル名を指定して実行の名前に任意の“ファイル名”を入力しOKをクリックします。
- ディレクトリを開く
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ファイル名 動作 %HomePath% ユーザーのホームを開く %ProgramFiles% プログラムファイルのフォルダーを開く %WinDir% Windowsフォルダーを開く %Temp% Tempフォルダーを開く - アプリを実行する
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ファイル名 アプリ calc 電卓 cmd コマンドプロンプト control コントロールパネル explorer エクスプローラー magnify 拡大鏡 msconfig システム構成 mspaint ペイント notepad メモ帳 regedit レジストリエディタ taskschd.msc タスクスケジューラ diskmgmt.msc ディスクの管理 compmgmt.msc コンピューターの管理 gpedit.msc グループポリシーエディター secpol.msc ローカルセキュリティポリシー msinfo32.exe システム情報
“ファイル名を指定して実行”の使いかたは以上です。
キーボードだけでアプリケーションを実行することができるので、マウスに持ち替えることなく素早く操作することができるでしょう。