Windowsでアプリのファイル名を指定して実行する方法

Windowsでアプリのファイル名を指定して実行する方法

2023年8月22日

Windowsには古くから【ファイル名を指定して実行】と呼ばれる機能があります。アプリケーションなどを手軽に起動できるので使いこなせるように覚えておくと便利です。Windows 10はもちろんWindows 11でも操作が可能です。

“ファイル名を指定して実行”とは?

表示されたウィンドウの入力欄に「コマンド」を入力することで、様々な処理を実行させることができる機能です。

Windows 7など古いバージョンではスタートメニューから操作することができましたが、Windows 10やWindows 11など比較的に新しいバージョンでは存在が無くなっています。

存在は無くなっていますが、ショートカットキーを使うことで機能を使うことができます。

“ファイル名を指定して実行”の使いかた

キーボードよりRを押下するとファイル名を指定して実行が表示されます。

Windowsキーです。キーボードによって表記が異なる場合があります。

Windows 11→ファイル名を指定して実行

ファイル名を指定して実行の名前任意の“ファイル名”を入力しOKをクリックします。

ディレクトリを開く
ファイル名 動作
%HomePath% ユーザーのホームを開く
%ProgramFiles% プログラムファイルのフォルダーを開く
%WinDir% Windowsフォルダーを開く
%Temp% Tempフォルダーを開く
アプリを実行する
ファイル名 アプリ
calc 電卓
cmd コマンドプロンプト
control コントロールパネル
explorer エクスプローラー
magnify 拡大鏡
msconfig システム構成
mspaint ペイント
notepad メモ帳
regedit レジストリエディタ
taskschd.msc タスクスケジューラ
diskmgmt.msc ディスクの管理
compmgmt.msc コンピューターの管理
gpedit.msc グループポリシーエディター
secpol.msc ローカルセキュリティポリシー
msinfo32.exe システム情報

“ファイル名を指定して実行”の使いかたは以上です。

キーボードだけでアプリケーションを実行することができるので、マウスに持ち替えることなく素早く操作することができるでしょう。