iPhoneにおけるテザリングの様々な方法

iPhoneにおけるテザリングの様々な方法

2024年8月17日

「スマートフォンのWi-Fiをアクセスポイントにし、パソコン/タブレット/ゲーム機などインターネットに接続する」ことを一般的に[テザリング]と呼びますが、iPhoneでは【インターネット共有】と呼んでいます。

インターネットに接続するデバイスを子機などと呼びiPhoneもなりえますが、同じApple Accountを設定しているiPhone/iPad/Macであれば、インスタントホットスポット機能で簡単に接続できます。

注意点として、アップデートなどの大容量データ通信が発生することがあるので、従量制に指定するのがオススメです。

接続はWi-FiBluetoothを使った無線接続に加え、USBによる有線接続も可能です。

Wi-Fiとbluetoothの違いとは?

Wi-Fiテザリングのメリットは速度が速いことですが、デメリットはバッテリーの消耗が激しいです。そのため、短時間で素早く作業をすると言う場合に適しています。

Bluetoothテザリングのメリットはバッテリーの消費が少ないで、デメリットは速度が遅いことです。そのため、長時間インターネットを使用すると言う場合に適しています。

ただ、Bluetoothはペアリング接続の手間があるため、Wi-Fiテザリングの方が簡単です。

Wi-Fiの場合

“アクセスポイント情報”を確認する

設定インターネット共有より“Wi-Fi”のパスワードを確認します。

iPhone→設定iPhone→設定→インターネット共有

また、アクセスポイント名(SSID)iPhoneの名前です。

“周波数”を変更する

特に理由が無ければ変更する必要はありません。また、Wi-Fiの5.0GHz帯は一部の周波数を除き屋外での利用は許可されていませんので、屋内で利用するようにしましょう。

設定インターネット共有より互換性を優先のオン/オフを切り替えます。

iPhone→設定iPhone→設定→インターネット共有
挙動ははっきりとしていませんが、オフにすると5.0GHz帯のみを使用する/優先するなど、オンだと2.4GHz帯のみを使用する/優先するとなるようです。

接続する

設定インターネット共有よりほかの人の接続を許可をオンに切り替えます。

iPhone→設定iPhone→設定→インターネット共有

パソコンなどのWi-Fi機器から、SSIDを選択しパスワードを使って接続します。

Wi-Fiで「インターネット共有」するやり方は以上です。

Bluetoothの場合

ペアリングをする

各デバイスをペアリングモードにしペア設定を行います。この操作は初回のみで2回目以降は必要ありません。

接続する

設定インターネット共有よりほかの人の接続を許可をオンに切り替えます。

iPhone→設定iPhone→設定→インターネット共有
以降はパソコンの操作ですが、今回はWindows 11を例とします。

Windows 11より設定Bluetoothとデバイス>対象デバイスより>パーソナルエリアネットワーク(PAN)に参加するをクリックします。
Windows 11→設定→Bluetoothとデバイス→スマートフォン→メニュー

切断する場合は>PANの切断を選択します。

Bluetoothパーソナルエリアネットワークよりアクセスポイントを選択し接続をクリックします。
Windows 11→設定→Bluetoothとデバイス→Pixel 6a→Bluetoothパーソナルエリアネットワーク

Bluetoothで「インターネット共有」するやり方は以上です。

USBケーブルの場合

今回は子機にWindowsを使って動作確認しています。うまく通信できない場合はiTunesをインストールしてみてください。

設定インターネット共有よりほかの人の接続を許可をオンに切り替えます。

iPhone→設定iPhone→設定→インターネット共有

iPhoneパソコンUSBケーブルで接続します。

Anker PowerLine II USB-C & USB-C 3.1(Gen2) ケーブル(0.9m ブラック)【USB Power Delivery対応/USB-IF認証取得/超高耐久】 Galaxy S10 / S10+ / S9 / S9+ / iPad Pro/iPad Air 5 / MacBook/MacBook Air/MateBook対応
Anker PowerLine II USB-C & USB-C 3.1(Gen2) ケーブル MacBook/MacBook Air対応
 

USBで「インターネット共有」するやり方は以上です。