Windows 11で「USBメモリ」や「SDカード」を内部ストレージのように使う方法

Windows 11で「USBメモリ」や「SDカード」を内部ストレージのように使う方法

2024年5月16日

Windows 11ではSSDなどの[内部ストレージ]とUSBメモリーやSDカードなど[外部ストレージ]は区別して扱われますが、【仮想ディスク】を使うことで「外部ストレージに保存したファイルを内部ストレージとしてみなす」ことも可能です。

Windowsの仮想ディスクとは?

ハードディスクと似たよう形式で保存されたファイル(.vhd)を仮想ディスクと呼び、これをマウントすることで「ハードディスクのように扱う」と言うことができます(仮想ドライブ)。

Windowsのエクスプローラーで「ローカルディスク」「USBドライブ」「SDHC」が区別して表示されるように、内部ストレージ外部ストレージは扱いが異なり、アプリや機能によっては「外部ストレージには保存できない」などと言った制限が設けられている場合もあります。

このため、「内部ストレージの空き容量が少ない」ので「SDカードで容量を増やしたい」と言った場合には、「外部ストレージを内部ストレージとしてみなす」と言ったことが必要となります。

そこで、仮想ディスク(.vhdファイル)を外部ストレージ(SDカードなど)に保存し仮想ドライブとすれば、外部ストレージの容量を内部ストレージとして扱うことができるようになります。

仮想ディスクを作成する手順

仮想ディスクを使用する場合、USBメモリーやSDカードなどは接続しっぱなしにすることが想定されます。

パソコン本体にSDカードスロットなどが搭載されていれば良いですが、そうで無い場合にはコンパクトサイズのUSBメモリーなどを使うと良いでしょう。

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BUFFALO USB3.0対応 USBメモリー RUF3-PS32G-BK
 

フォーマットする

フォーマットすると対象ストレージ内のデータが全て削除されます。

エクスプローラーのPCより対象の外部ストレージを右クリックしフォーマットをクリックします。
Windows 11→エクスプローラー→PC→USBメモリー→コンテキストメニュー

フォーマットよりファイルシステムNTFSを選択し開始をクリックします。
Windows 11→エクスプローラー→PC→外部ストレージ→フォーマット

フォーマットするやり方は以上です。

VHDファイルを作成する

この操作は処理に時間がかかります。

タスクバーのを右クリックし、コンテキストメニューよりディスクの管理を選択します。
Windows 11→スタートボタン→コンテキストメニュー

ディスクの管理の操作よりVHDの作成をクリックします。
Windows 11→ディスクの管理→操作

仮想ハードディスクの作成と接続より場所仮想ハードディスクのサイズ仮想ハードディスクフォーマット仮想ハードディスクの種類を入力しOKをクリックします。
Windows 11→ディスクの管理→仮想ハードディスクの作成と接続

場所
対象の外部ストレージ内に作成する仮想ハードディスクのファイル(.vhd)へのパスを入力します。任意ですが新規に作成されるので同名のファイルが無いようにします。
仮想ハードディスクのサイズ
認識されている外部ストレージのサイズ未満を入力しますが、ギリギリだとエラー(ディスクに十分な空き領域がありません。)となる場合があるので少し小さめに入力します。
仮想ハードディスクフォーマット
今回はVHDを選択しました。
仮想ハードディスクの種類
今回は容量固定を選択しました。
仮想ディスクの作成中はウィンドウ下部に進捗のプログレスバーが表示されます。

新しいディスクが追加されます。
Windows 11→ディスクの管理→仮想ディスク→不明

ディスクを初期化する

作成されたディスク〇を右クリックしディスクの初期化をクリックします。

は数字で環境によって異なります。

Windows 11→ディスクの管理→仮想ディスク→不明→メニュー

ディスクの初期化よりMBRGPTを任意に選択しOKをクリックします。

今回はGPTを選択しました。

Windows 11→ディスクの管理→仮想ディスク→ディスクの初期化→GPT

シンプルボリュームを作成する

初期化されたディスクより未割り当てを右クリックし新しいシンプルボリュームをクリックします。
Windows 11→ディスクの管理→仮想ディスク→未割り当て→メニュー

新しいシンプルボリュームウィザードの開始より次へをクリックします。
Windows 11→ディスクの管理→新しいシンプルボリュームウィザードの開始

ボリュームサイズの指定を任意に変更し次へをクリックします。

特に理由が無ければデフォルトのままで問題ありません。

Windows 11→ディスクの管理→新しいシンプルボリュームウィザードの開始→ボリュームサイズの指定

ドライブ文字またはパスの割り当てを任意に変更し次へをクリックします。

ドライブレターを変更したい場合は次のドライブ文字を割り当てるを変更しますが、あとからドライブレターを変更することもできます。

Windows 11→ディスクの管理→新しいシンプルボリュームウィザードの開始→ドライブ文字またはパスの割り当て

パーティションのフォーマットを任意に変更し次へをクリックします。

特に理由が無ければデフォルトのままで問題ありません。

Windows 11→ディスクの管理→新しいシンプルボリュームウィザードの開始→パーティションのフォーマット

新しいシンプルボリュームウィザードの完了より完了をクリックすれば終了です。
Windows 11→ディスクの管理→新しいシンプルボリュームウィザードの完了

作成した仮想ディスクは再起動するとアンマウントされるので、再び接続する場合にはマウントする必要があります。

マウントする手順

手動

エクスプローラーなどから対象の外部ストレージに保存された〇〇.vhdをダブルクリックします。
Windows 11→エクスプローラー→PC→SDカード→仮想ディスク

エクスプローラーのPCに追加されます。

アンマウント(マウントを解除)する場合は、再起動するか対象の仮想ドライブを右クリックし取り出しを選択します。

Windows 11→エクスプローラー→PC→仮想ディスク

自動

ファイル名を指定して実行よりtaskschd.mscを入力しOKをクリックします。
Windows 11→ファイル名を指定して実行

タスクスケジューラのタスクスケジューラライブラリよりタスクの作成をクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ

タスクの作成の全般よりユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する最上位の特権で実行するを選択します。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→全般

タスクの作成のトリガーより新規をクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→トリガー

新しいトリガーよりスタートアップ時を選択しOKをクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→トリガー→新しいトリガー→スタートアップ

タスクの作成の操作より新規をクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→操作

新しい操作よりプログラムの開始を選択しプログラム/スクリプト引数の追加に以下を入力しOKをクリックします。

D:\microsd.vhdは仮想ディスクのファイルパスです。環境によって異なるので、自身の環境に合わせて書き換えてください。
プログラム/スクリプト
C:\Windows\System32\cmd.exe
引数の追加
/c "(echo SELECT VDISK FILE="D:\microsd.vhd" && echo ATTACH VDISK) | diskpart"

Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→操作→プログラムの開始

タスクの作成の条件よりコンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始するのチェックを外しOKをクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→タスクの作成→条件

再起動するとエクスプローラーのPCに追加されます。
Windows 11→エクスプローラー→PC→仮想ディスク

マウントするやり方は以上です。

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