Windows 11やWindows 10でUSBデバイスなどを使用後に【ハードウェアの安全な取り外し】を行った際、「取り外し中にエラーが発生…」とエラーが発生することがあります。これはプログラムなどがまだ使用しているためなので停止すれば良いです。
取り外し中にエラーが発生
Windowsで[ハードウェアの安全な取り外し]をすると、以下のようなエラーが発生することがあります。
〇〇〇〇の取り外し中にエラーが発生… – プログラムが”××××”デバイスをまだ使用しているため、デバイスを停止できません。デバイスを使用していると思われるプログラムを閉じてから再実行してください。
このエラーは、USBデバイスを使用しているプログラムなどを完全に停止していないことが原因で発生します。そのため、プログラムを完全に終了させればエラーを発生させずに取り外しができるようになります。
完全に終了させるやり方
起動中のアプリなどを全て終了させれば解決することも多いですが、場合によってはバックグラウンドで動作している場合もあるので[タスクマネージャー]や[コマンドラインツール]などから終了します。
ただし、デバイスを使用している[実行ファイル]を選択する必要があるため、それが「わからない」と言う場合には無暗に終了させずパソコンを再起動したほうが良いです。
タスクマネージャー
- ファイル名を指定して実行より【taskmgr】を実行します。
- タスクマネージャーの[プロセス]より【対象の実行ファイル】を選択し【タスクを終了する】をクリックします。
コマンドラインツール
- コマンドラインツール(ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプト)より以下のコマンドを実行します。
taskkill /f /im [対象の実行ファイル]
例えば
taskkill /f /im abc.exe
- 強制終了されたことを確認します。
成功: プロセス "abc.exe" (PID 12345) は強制終了されました。
完全に終了させるやり方は以上です。