Windowsの「ハードウェアの安全な取り外し」でエラーが発生したら?

Windowsの「ハードウェアの安全な取り外し」でエラーが発生したら?

2024年10月2日

Windows 11や10でUSBデバイスなどを使用後に【ハードウェアの安全な取り外し】を行った際、「取り外し中にエラーが発生…」とエラーが発生することがあります。これはプログラムなどがまだ使用しているためなので停止すれば良いです。

取り外し中にエラーが発生

Windowsで“ハードウェアの安全な取り外し”をすると、以下のようなエラーが発生することがあります。

〇〇〇〇の取り外し中にエラーが発生… – プログラムが”××××”デバイスをまだ使用しているため、デバイスを停止できません。デバイスを使用していると思われるプログラムを閉じてから再実行してください。

このエラーは、USBデバイスを使用しているプログラムなどを完全に停止していないことが原因で発生します。そのため、プログラムを完全に終了させればエラーを発生させずに取り外しができるようになります。

完全に終了する手順

起動中のアプリなどを全て終了させれば解決することも多いですが、場合によってはバックグラウンドで動作している場合もあるのでタスクマネージャーコマンドラインツールなどから終了します。

ただし、デバイスを使用している実行ファイルを選択する必要があるため、それが「わからない」と言う場合には無暗に終了させずパソコンを再起動したほうが良いです。

タスクマネージャー

タスクバーのを右クリックし、コンテキストメニューよりタスクマネージャーをクリックします。

キーボードよりCtrlShiftEscキーを押下しても表示できます。

Windows 11→タスクバー→Windowsロゴ→コンテキストメニュー

タスクマネージャーのプロセスより、対象の実行ファイルを選択しタスクを終了するをクリックします。
Windows 11→タスクマネージャー→プロセス

タスクマネージャーでのやり方は以上です。

コマンド

ターミナル(PowerShell/コマンドプロンプト)より以下のコマンドを実行します(は半角スペース)。

taskkill␣/f␣/im␣(対象の実行ファイル)
taskkill /f /im abc.exe

強制終了されたことを確認します。

成功: プロセス "abc.exe" (PID 12345) は強制終了されました。

コマンドでのやり方は以上です。