Windowsの「起動」「サインイン」「サインアウト」「終了」の時刻を確認する方法

Windowsの「起動」「サインイン」「サインアウト」「終了」の時刻を確認する方法

2019年3月29日

Windows 11や10を搭載したパソコンでは、【起動】【サインイン(ログイン)】や【サインアウト(ログアウト)】【終了】などの操作がログとして記録され後から表示できるので、「勤怠管理」や「勝手にサインインされていないか」を確認できます。

起動から終了まで

Windowsは起動終了の間にサインインサインアウトの動作が挟まります。人によっては自動的にログインを行っていたり、ログアウトせずに終了しますが、もちろん内部的には自動で処理されています。

これらの動作は、イベントと呼ばれる単位でログとして時刻と共に記録され、イベントビューアーを使うことで閲覧することができるようになっています。

このため、このログを用いて「勤怠管理に使う」や「自分以外の第三者によってログインされたか?」などを確認することができるかもしれません。

ただし、これらは消去も可能です。

イベントビューアーで表示する手順

を右クリックし、コンテキストメニューよりイベントビューアーをクリックします。
Windows 11→タスクバー→Windowsロゴ→コンテキストメニュー

イベントビューアーのWindowsログよりシステムを選択します。
Windows 11→イベントビューアー→Windowsログ→システム

表示されるまで暫く時間がかかる場合があります。

イベントビューアーに保存されているイベント(ログ)は、それぞれにイベントIDと呼ばれる番号が割り振られているので、これを使って目的のイベントを探すことができますが、数が多いのでフィルターを使って絞り込むと良いでしょう。

イベントビューアーより現在のログをフィルターをクリックします。
Windows 11→イベントビューアー→Windowsログ→システム→操作→現在のログをフィルター

現在のログをフィルターよりイベントソースイベントIDを入力しOKをクリックします。

項目
イベントソース EventLog(eventlog), Winlogon
イベントID 6005,6006,7001,7002

Windows 11→イベントビューアー→Windowsログ→システム→現在のログをフィルター

各イベントはダブルクリックすることで詳細を表示できます。

起動(ID:6005)

イベントソース:EventLogよりイベントID:6005として記録されます。ただし、高速スタートアップがオンになっている場合には記録されない場合があります。
Windows 11→イベントビューアー→6005

ログイン(ID:7001)

イベントソース:WinlogonよりイベントID:7001として記録されます。
Windows 11→イベントビューアー→7001

ログアウト(ID:7002)

イベントソース:WinlogonよりイベントID:7002として記録されます。
Windows 11→イベントビューアー→7002

終了(ID:6006)

イベントソース:EventLogよりイベントID:6006として記録されます。ただし、高速スタートアップがオンになっている場合には記録されない場合があります。
Windows 11→イベントビューアー→6006

イベントビューアーで確認するやり方は以上です。