Windows 11やWindows 10をはじめMacと言った【パソコン】は文字入力に[キーボード]を使うのが一般的ですが、スマートフォンに使い慣れている場合、「フリック入力したい」と思うかもしれません。
フリック入力とは?
スマートフォンで文字を入力する際に、12個のキーを上下左右に弾いて文字を入力するのをフリック入力と呼びます。
タッチパネルに対応したWindowsタブレットなどのパソコンでは、タッチキーボードを使ってフリック入力できます。
タッチキーボードはタッチパネルに非対応でも使えますが、マウス操作で使いにくければスマートフォンを仮想キーボードとして使えるRemote Mouseアプリを使うと「スマートフォンでフリック入力した文字列をパソコンに入力する」と言うことができるようになります。
タッチキーボードを使う手順
Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
キーボードレイアウトを切り替える
- タッチキーボードの(歯車アイコン)よりキーボードレイアウト>12キーを選択します。
Windowsにはスクリーンキーボードとタッチキーボードの2種類がありますが、タッチキーボードを使います。タッチパネルに対応した機種ではキーボードを外せば表示されるハズです。
- 12キーを使ってフリック入力します。
デフォルトではフリック入力に加えマルチタップ入力(ケータイ入力)が可能ですが、これをフリック入力のみにすることができます。
フリック入力のみにする
- タスクトレイのあ/Aを右クリックし、メニューより設定をクリックします。
設定が無い場合、以前のバージョンのMicrosoft IMEが有効であるためオフにする必要があります。
- 設定のMicrosoft IMEよりキーとタッチのカスタマイズをクリックします。
- キーとタッチのカスタマイズのタッチキーボードよりフリック入力に変更します。
フリック入力とマルチタップ入力を選択するとケータイ入力もできるようになります。
タッチキーボードを使うやり方は以上です。
Remote Mouseを使う手順
対応しているのは、パソコンがWindowsやMacはもちろんLinux(Ubuntuなど)、スマートフォンはiPhoneやAndroidスマートフォンです。
今回はWindows 11とAndroidスマートフォンを例とします。
ダウンロード&インストール
使用するパソコンとスマートフォンの両方にアプリをダウンロード&インストールします。各ストアから「Remote Mouse」と検索すれば良いです。
- Windows
https://apps.microsoft.com/detail/9nt1p1xw3k9j?hl=ja-jp&gl=JP
- Androidスマートフォン
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hungrybolo.remotemouseandroid&hl=ja
ちなみにMacとiPhoneは以下の通りです。
- Mac
https://apps.apple.com/jp/app/id403195710
- iPhone
https://apps.apple.com/jp/app/id385894596
ダウンロード&インストールするやり方は以上です。
Windows
Androidスマートフォン
- アプリよりチュートリアルを確認(右から左にスワイプ)し問題が無ければわかりましたをタップします。
- 接続より(対象のパソコン)をタップします。
表示されない場合は「パソコンのアプリケーションが起動しているか」「両方のデバイスが同じWi-Fiに接続しているか」を確認します。また、+をタップして手動で接続することもできます。
- アプリより≡をタップします。
- 設定より予測と非アルファベット入力をオンに切り替えます。
フリック入力ができないと言った場合、予測と非アルファベット入力がオフになっていることが多いです。
- ツールバーより(キーボードアイコン)をタップします。
- キーボードを操作します。
Remote Mouseの使いかたは以上です。