Windowsで日時を指定して再起動/シャットダウンする方法

Windowsで日時を指定して再起動/シャットダウンする方法

2025年6月5日

Windows 11や10の【タスクスケジューラ】と【shutdownコマンド】を組み合わせて使うと、指定した日付/時刻に「自動で再起動する」「自動でシャットダウンする」と言ったことができます。

タスクスケジューラとコマンド

同じ操作を繰り返し行うような処理を、手動でいちいち操作しなくとも自動的に処理してくれる機能をWindowsではタスクスケジューラと呼んでいます。

また、Windowsの再起動やシャットダウンはマウス操作だけでなく、ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプトなどのコマンドラインツールを使ったshutdownコマンドでも操作できます。

タスクスケジューラはコマンドを実行することもでき、これらを組み合わせれば「毎日23:00に再起動/シャットダウンする」と言うことが可能です。

タスクスケジューラに登録する手順

ファイル名を指定して実行よりtaskschd.mscを入力しOKをクリックします。

キーボードよりRキーを押下すると表示されます。

Windows 11→ファイル名を指定して実行

タスクスケジューラタスクスケジューラライブラリより基本タスクの作成をクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ

基本タスクの作成より名前説明を入力し次へをクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成

タスクトリガーより(任意の項目)を選択し次へをクリックします。

今回は毎日を選択しました。

Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→タスクトリガー

表示された項目を入力・選択し次へをクリックします。

前画面で選択した項目によって異なります。

Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→タスクトリガー→毎日

操作よりプログラムの開始を選択し次へをクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→操作

プログラムの開始よりプログラム/スクリプト引数の追加(オプション)shutdownコマンドを入力し次へをクリックします。

項目 再起動 シャットダウン
プログラム/スクリプト shutdown shutdown
引数の追加 /r /f /s /f

例えば
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→プログラムの開始→シャットダウン

要約より内容に問題が無ければ完了をクリックします。
Windows 11→タスクスケジューラー→タスクスケジューラライブラリ→基本タスクの作成→プログラムの開始→シャットダウン→要約

タスクの内容に誤りなどがあった場合は変更し、必要がなくなったら無効化または削除しておくと良いでしょう。