歴代のWindowsシリーズには【リモートデスクトップ】と呼ばれる機能があり、他のデバイス(スマートフォンやタブレットなど)からネットワーク経由で接続し遠隔操作をすることができるようになっています。
リモートデスクトップとは?
Windowsに搭載されており、パソコンをネットワーク上の他デバイス(パソコン等)から遠隔操作するための機能をリモートデスクトップと呼びます。
「操作する側(クライアント)」と「操作される側(サーバー)」はエディションによって異なり、Windows 11やWindows 10では、Homeはクライアントのみ、Proなどではサーバーとクライアントの両方として動作することができます。
このリモートデスクトップの操作する側はWindowsである必要は無く、iPhone/iPadやAndroidスマートフォン/タブレットなどからアプリを使って接続することができますが、操作される側はデフォルトで無効になっていることが多いので設定より有効にする必要があります。
リモートデスクトップを設定するやり方
- 設定より【システム】>【リモートデスクトップ】を開きます。
- リモートデスクトップより【リモートデスクトップを有効にする】をオンに切り替えます。
必要に応じて[PC名]および[ユーザー]などを確認します。
リモートデスクトップを設定するやり方は以上です。
WindowsからWindowsへ接続する場合には、プリインストールされているリモートデスクトップ接続アプリ(ソフトウェア)を使います。
リモートデスクトップで接続するやり方
Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
- Windowsより【すべてのアプリ】>【Windowsツール】>【リモートデスクトップ接続】を開きます。
Windows 10の場合、【すべてのアプリ】>【Windowsアクセサリ】>【リモートデスクトップ接続】を開きます。
- アプリより[コンピューター]を入力し【接続】をクリックします。
または[IPアドレス]を入力します。
リモートデスクトップで接続するやり方は以上です。
リモートデスクトップは[パソコン同士]や[Windows同士]で接続すると思われがちですが、昨今ではタブレットなどからも接続できるので、Windowsのタブレットモードを使えばAndroidタブレットを疑似Windowsタブレットのように使うこともできます。