Excelなど表計算ソフトで重複を削除する方法

Excelなど表計算ソフトで重複を削除する方法

Microsoft Officeの[Excel]やLibreOfficeなどの[Calc]と言った表計算ソフトでは、【COUNTIF】の関数と【フィルター】の機能を組み合わせることで、表の重複を削除し1つだけ残すことができます。

重複チェック

COUNTIF関数は同じ値のセルがあるかを条件に、一致するセルの数をカウントできます。

この数を元にすれば「重複しているか否か」の重複チェックができるので、条件付き書式で色付けしたりフィルターで抽出削除できます。

今回はMicrosoft Office Excel重複した行をカウントフィルターで絞り込むことで「重複を削除し1つだけ残す」を例とします。

同様の機能があればLibreOffice Calcなど他の表計算ソフトでも可能です。

重複した行をカウントする手順

など列を追加し、COUNTIF関数の範囲対象列を入力します。
Microsoft 365 for the web→Excel→COUNTIF

この時、終点に対して$(ドルマーク)を付けて参照先の固定をします。

COUNTIF関数の検索条件に真横の対象セルを入力します。
Microsoft 365 for the web→Excel→COUNTIF

対象列にある全ての行の真横にコピー&ペーストします。
Microsoft 365 for the web→Excel→COUNTIF

重複していなければ1、重複していれば23などと重複している数がカウントされます。
Microsoft 365 for the web→Excel→COUNTIF

画像はわかりやすいよう色を付けていますが、ほかに意味はありません。

重複している行をカウントするだけであれば以上で終了ですが、フィルターで絞り込むと重複した行を削除できます。

フィルターで絞り込む手順

対象列のヘッダーを選択しフィルターを設定します。
Microsoft 365 for the web→Excel→フィルター
Microsoft 365 for the web→Excel→フィルター

数のより1のみを選択し適用をクリックします。
Microsoft 365 for the web→Excel→フィルター

重複した行が削除されます。
Microsoft 365 for the web→Excel→フィルター

フィルターで絞り込むやり方は以上です。