AndroidスマホでBluetoothのオーディオコーデックを選択する方法

AndroidスマホでBluetoothのオーディオコーデックを選択する方法

2018年4月20日

AndroidスマートフォンにBluetoothでワイヤレスイヤホン/ヘッドホン/スピーカーなどを接続した際、音質が有線に劣る場合にはBluetoothのオーディオコーデックを変更してみると改善するかもしれません。

オーディオコーデックとは?

Bluetoothでデータ転送する際には、送信時にエンコードして符号化し受信後にデコードして復号する変換が行われますが、この変換のしかたをコーデックと呼び特に音に関するものをオーディオコーデックと呼びます。

「ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンよりも音質が悪い」などと言われることがあるのは、このコーデックにより元の音に戻らないことが関係していますが、現在では様々なものがありコーデックを変更することで音質が良くなることもあります。

SBC
ほぼすべてのBluetoothイヤホンに対応している標準コーデック
AAC
iPhone/iPad/MacBookといったAppleデバイスに対応し、SBCよりも低遅延高音質
aptX
Androidスマートフォンの多くに対応し、AACよりも高音質でCD音源相当。他にCD音源を超えるaptX HD低遅延aptX LL高音質低遅延aptX Adaptiveがある。
LDAC
ハイレゾ音源など高音質の再生が可能。

利用可能なコーデックは機種やAndroidバージョンによって異なるので、必ずしも高音質なコーデックが選択できるとは限りませんが、対応しているのであれば色々と試してみると良いかもしれません。

コーデックを変更する手順

Androidスマートフォンとワイヤレスイヤホン/ヘッドホン/スピーカーなどをBluetooth接続します。

Androidスマートフォン→設定Androidスマートフォン→設定→接続設定→ワイヤレスイヤホン

設定のシステムより開発者向けオプションをタップします。

Androidスマートフォン→設定Androidスマートフォン→設定→システム

開発者向けオプションのBluetoothオーディオコーデックよりaptXAACなどを選択します。

Bluetooth接続していないと全てグレーアウトされる場合があります。
Androidスマートフォン→設定→システム→開発者向けオプション→ネットワークAndroidスマートフォン→設定→システム→開発者向けオプション→ネットワーク→Bluetoothオーディオコーデックを起動

コーデックを変更するやり方は以上です。