iPhoneにはバッテリーの充電を80%など途中で止める【充電上限】の機能があり、iOS 18では【バッテリーの充電を80%~100%まで選択する】ことができます。また、普段は80%で必要に応じて一時的に100%まで充電することも可能です。
充電上限とは?
iPhoneの充電上限は80%~100%の間で選択した値まで充電されたら充電を完了する機能です。
リチウムイオン電池は「フル充電の状態にしておくと劣化する」と言われており、充電が完了したらすぐに停止するのが推奨されていることから、iOS 17より「バッテリーの充電を80%に制限する」ことができるようになり、iOS 18で「80%~100%まで選択する」ことができるようになりました。
また、80%~95%に選択していても手動で100%まで充電することができるので、充電できない状態やバッテリーの消費が予想される場合に操作すると良いでしょう。
ちなみに、対応機種はiPhone 15以降であり、iPhone 14以前の場合にはショートカットアプリのオートメーションを使うと「80%で通知する」などとできます。
充電上限の使いかた
設定のバッテリーより充電をタップします。
80%~95%で充電完了する
充電より充電上限のスライダーを左右にドラッグし80%~95%を選択すると、選択した値で充電が停止します。
バッテリー充電の最適化は充電上限が100%の時のみオンにできます。
手動で100%まで充電する
事前に80%~95%を選択しておきます。
充電より充電上限のスライダーを右にドラッグして100%に変更し、充電上限を変更しますか?と表示されたら明日まで許可をタップすると100%まで充電されます。
手動で元に戻す必要は無く、翌日に変更前の80%~95%に自動で戻ります。
充電上限の使いかたは以上です。
勝手に100%まで充電される場合は?
充電上限を100%未満にしてもバッテリー容量を計測するために100%まで充電されることがあります。
これは仕様であり、またオフにすることはできません。