一般的なノートパソコンに搭載されているタッチパッドは、タッチパッドの端を上下に「なぞる」ことで画面のスクロールが行える場合が多いですが、Surfaceに搭載されているタッチパッドは指2本を使って操作を行います。この時、動きが逆で違和感がある場合にはスクロールの方向を変更することができます。
画面のスクロール
パソコンの画面をスクロールさせるには、画面の右端などに表示されている[スクロールバー]をドラッグすることで可能ですが、マウスなどのデバイスを使っても行うことができます。
マウスの場合、スクロールマウスと言った専用のデバイスであれば、マウスの中央にされたマウスホイール(スクロールホイール)を回すことで、画面のスクロールを行うことができます。マウスを使わないノートパソコンの場合でも、搭載されているタッチパッドの端を指で上下に「なぞる」ことで、画面のスクロールを行うことができます。
しかし、Surface Goの場合には一般的なノートパソコンの仕様とは異なり、タッチパッドを「指2本でなぞる」ことで画面のスクロールが可能になっています。しかし、この挙動は「タッチパッドを下から上へなぞる」と「画面が上から下へスクロールする」と言った他の方法とは逆の動作をするため、人によっては強い違和感を感じるかもしれません。
このため、タッチパッドを「なぞる」方向と「スクロールする」方向は設定によって逆にすることができます。
スクロール方向を逆にするやり方
Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
- 設定の[Bluetoothとデバイス]より【タッチパッド】をクリックします。
Windows 10の場合、設定の[デバイス]より【タッチパッド】をクリックします。
- タッチパッドの[スクロールとズーム]>[スクロール方向]より【ダウンモーションで下にスクロール】を選択します。
スクロール方向を逆にするやり方は以上です。