Windows 11のターミナルで「viエディタ」を使う方法

Windows 11のターミナルで「viエディタ」を使う方法

  • この投稿はWindows 11 25H2の内容であり、他のバージョンでは異なる場合があります。

Unix系OSのターミナルでは【viエディタ】と呼ばれるテキストエディタが使えますが、Windows 11にはプリインストールされていないので手動でダウンロード&インストールする必要があります。

インストール/起動は[ターミナル]で簡単にできるので、マウス/タッチパッドを使わずキーボードだけでCUI操作できます。

ダウンロード&インストールする手順

ターミナルより以下のコマンドを実行してダウンロード&インストールします。

–custom “/addpath=1”は環境変数にパスを追加するオプションであるため、不要であれば削除します。
winget install vim.vim --custom "/addpath=1"

ダウンロード&インストールするやり方は以上です。

最低限覚えておきたいコマンド

起動

viエディタを起動するにはvim.exeに続けてファイル名を入力しますが、ファイル名を後で決めたい場合にはvim.exeだけでも起動します。

コマンド名 説明
vim.exe 新規作成
vim.exe [ファイル名] ファイルを開く(無い場合は新規作成)

入力したファイル名が存在すれば編集となり、存在しなければ新規作成になります。
Windows 11→ターミナル→vim

モード切替

viエディタにはコマンドモードと入力モード(インサートモード/編集モード)の2つがあります。

コマンドモード
「保存」「終了」「カーソル移動」「削除」と言った操作を行うためのモードであり、これはviエディタがマウスを使わずにキーボードのみで操作するためです。
入力モード(インサートモード/編集モード)
文字通り「文字を入力する」ためのモードです。
コマンド名 説明
Escキー コマンドモード
Aキー 入力モード(カーソルの右)
iキーでも入力モードになりますが、Windowsでは「文字と文字の間にカーソルがある」のに対してviでは「文字にカーソルがある」ので、カーソルの右に入力できるようAキーを用いると使いやすいです。

現在のモードが良くわからなければ、とりあえずEscキーを押下し「コマンドモードへ切り替える」と良いでしょう。

終了

viエディタでは:を入力すると、画面の下にコマンドが表示されるようになります。

viエディタを終了するだけであれば:qで問題ありませんが、ファイルの内容を編集している場合には「保存するか否か」によってコマンドが変わります。

コマンド名 説明
:w 上書き保存
:wq 保存して終了
:q! 保存しないで終了
:q 終了

コマンドを見ればわかるとおり、wが保存でqが終了となり組み合わせて使います。!は強制と考えれば良いでしょう。

カーソル移動

「使いにくい」と言われる原因の1つが「カーソルキーでカーソル移動ができない」ことにあるかもしれません。カール移動はコマンドモードでH/J/K/Lキーを用います。

コマンド名 説明
Hキー ←
Jキー ↓
Kキー ↑
Lキー →

わかりにくいと感じるかもしれませんが、J/Kが↓/↑に対応していることだけ覚えればH/Lは位置どおりの←/→なので直感的にわかりやすいでしょう。

さらに、Jキーはキーボードのホームポジションでもあるので、とりあえず「Jが↓である」とだけ覚えれば、他のキーも覚えやすいかもしれません。

削除

少なくともXキーだけ覚えれば良いですが、D+Dも覚えておくと使い勝手が良いかもしれません。

コマンド名 説明
Xキー カーソルの文字を削除
D+Dキー カーソルの行を削除

最低限覚えておきたいコマンドは以上です。

アンインストールする手順

ターミナルより以下のコマンドを実行してアンインストールします。

インストール時に–custom “/addpath=1”のオプションを付けた場合は環境変数も削除されます。
winget uninstall vim.vim

ダウンロード&インストールするやり方は以上です。

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