iPhoneやAndroidスマホの連絡先に登録した名前が相手にバレる時とは?

iPhoneやAndroidスマホの連絡先に登録した名前が相手にバレる時とは?

2016年6月16日

iPhoneやAndroidスマートフォンの連絡先に登録した[名前]は、メールの【宛先】に自動入力されて送信され、受信したメールに表示されます。このため、悪意のある名前で登録していると相手にバレることになります。

連絡先の引用

Eメールの仕組みとして、メールの宛先Toと言った項目には以下のように相手のメールアドレスに加え相手の名前も入力することができます。

名無 権兵衛 <nanashi@example.com>

iPhoneやAndroidスマートフォンでメールを送信する際、メールの宛先Toには連絡先アプリに登録した内容から選択することが多いですが、この時に連絡先に入力したメールアドレス連絡先に入力した名前が引用されることが多いです。

iPhoneアプリ→連絡先Androidアプリ→Googleコンタクト

このため、連絡先のに名前とは異なる言葉を入力しておくと、それが相手に表示されることになります。

キャリアメールでは「受信者の連絡先から引用する」仕様が多かったですが、「送信者が指定する」のがEメールの仕様です。また、パソコンでも同様ですが「どこから引用するか?」異なる場合があります。

連絡先の名前を変えて試してみた

連絡先に相手のを入力して登録し、これを引用してメールを送信すると、受信したメールは以下のように表示されます。

Androidアプリ→連絡先→登録名Androidアプリ→Gmail→受信メール→宛先名

次に、連絡先の別名に書き換えて登録し、これを引用してメールを送信すると、受信したメールは以下のように表示されます。

Androidアプリ→連絡先→登録名Androidアプリ→Gmail→受信メール→宛先名

以上のように、送信者が登録したで相手に表示されることになります。

ちなみに、画像ではGoogle Pixelにプリンストールされている連絡先/Gmailアプリを使っていますが、iPhoneにプリインストールされている連絡先/メールアプリでも同様でした。

ただし、挙動はアプリによって異なる場合があります。