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SSDにインストールしたWindowsにやっておきたい設定

SSDにインストールしたWindowsにやっておきたい設定

2015年8月4日
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Windows7以降のWindowsはOSがSSDを正式にサポートしているので特別な操作をすることなくSSDとしての力は発揮できているとは思いますが、できることはやっておいたほうが良いかもしれません。

当サイトに書かれていることを実施する場合は、すべて自己責任です。何がおきても一切の責任は負いません。

劇的に変わるものではない

設定をしたからと言って劇的に変化が起きるようなものではないです。また、設定に失敗するとパソコンが起動しなくなる恐れがありますので自信のない人はデフォルトのまま使用することをオススメします。

SSD専用の設定

Windows 10ではデフォルトでSSDよりの設定がなされているようなのでWindows7までに言われてきたことが通用しない部分がありますので先入観にとらわれないよう注意してください。

Windows Search

Windowsにはファイルの検索をスムーズに行うための Windows Search と呼ばれる機能があります。
Windows Searchはバックグラウンドでインデックスの構築(ファイル検索をのための目次のようなもの)を行っていますがSSDを搭載したパソコンには不要であるのと同時に、ファイルの追加や削除・更新が行われるとインデックスが逐一再定義されるため SSDの寿命を縮める原因 にもななります。

SSDの延命のためにもWindows Searchを無効化しておくことをオススメします。

Windows 11→コンピューターの管理→サービスとアプリケーション→サービス→プロパティ→Windows Search

Windows Searchを無効化する方法

Windows 11やWindows 10にはファイル検索を行うための【Wind…
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Spuerfetch

Spuerfetchとは、ユーザーの利用環境に合わせて事前にデータをキャッシュしておく機能です。これもデフラグと同様にWindows7までは 無効にした方がよい とされていましたが、Windows 10ではデフォルトで有効になっているので無効にしない方が良いでしょう。

Prefetch

Spuerfetchと同様にユーザーの利用環境に合わせて事前にデータをキャッシュしておく機能です。これも同様にデフォルトが有効になっているので無効にしない方が良いでしょう。

ただし、デフォルト設定のままよりも初期値の 3 から 1 に変更する方が良いそうです。

0 停止
1 アプリケーション起動
2 システム起動
3 1と2両方起動

設定方法

操作を誤ると何らかのトラブルが発生する場合があるので、すべて自己責任にて実行し何が起きても一切の責任は負いません。
参考 Windowsのレジストリをバクアップする方法
  1. レジストリエディタより次の場所を表示します。
    コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management\PrefetchParameters
    

    Win10「レジストリエディター→EnablePrefetcher」

  2. EnablePrefetcherの値を「1」に設定します。

    Win10「レジストリエディター→EnablePrefetcher→1」

  3. C:\Windows\Prefetchフォルダの中をすべて削除します。

    Win10「Windows→Prefetch」

  4. 再起動します。

設定方法は以上です。

デフラグ

Windows7までは SSDに対してデフラグを行うと寿命を縮める とよく言われましたが、Windows 10はディスクの種類を識別しSSDの場合は Trim命令 を発行するようになっています。
そのため、デフラグを無効にしてしまうと Trim命令 が発行されずに速度低下などの問題が発生する可能性があります。
Windows 10ではデフォルトでデフラグは有効になっているので無効にしない方が良いでしょう。

まとめ

特にこれと言って設定する必要はないかもしれません。私自身がWindows8.1を使用していなかったので今では当たり前の内容ばかりかもしれませんが、Windows7からWindows 10へ移行してきた身としては、当たり前が当たり前じゃなくなってきていることに驚きです。