当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Windowsでファイルをロックしているアプリを特定する方法

Windowsでファイルをロックしているアプリを特定する方法

2023年6月17日
Blueskyロゴ Pocketロゴ  はてなブックマークロゴ

ファイルやフォルダーを[削除]や[名前の変更]を行う際に「使用中のフォルダー – 別のプログラムがこのフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。」などとエラーダイアログが表示されることがありますが、【File Locksmith(PowerToys)】を使うと「どのファイルが開いているのか」を検索することができます。

ファイルの排他制御

「使用中のフォルダー – 別のプログラムがこのフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。」などのエラーメッセージは、そのファイルやフォルダーが排他制御(ロック)されている場合に表示されます。

排他制御とは、使用中のファイルやフォルダーが「他のアプリから変更されると不都合が生じる」場合などに「変更できないようロックする」もので、整合性を保つために必要なものです。

このため、[削除]や[名前の変更]などが必要であれば、ロックしているアプリを終了させるのが安全です。

ロックしているアプリを検索するやり方

  1. PowerToysの[File Locksmith]より【File Locksmithを有効にする】のオンに切り替えます。
    Windows 11→PowerToys→File Locksmith

  2. 対象のファイル/フォルダーをShiftキーを押下しながら右クリックし【File Locksmithでロック解除】を選択します。
    Windows 11→デスクトップ→フォルダー→コンテキストメニュー→Shiftキー

  3. File Locksmithより使用しているアプリが表示されます。
    アプリを終了する場合は【タスクを終了する】をクリックします。

    Windows→PowerToys→File Locksmith

ロックしているアプリを検索するやり方は以上です。

ちなみに「ファイルがロックされている」と言う場合にはエラーダイアログにアプリ名が表示されるようですが、「フォルダーがロックされている」と言う場合には表示されないようです。