Windowsでフリーソフトなどを起動した際に「ランタイムエラー」「プログラム開始エラー」と言ったエラーが発生し起動できない場合がありますが、これは “ランタイム” と呼ばれるプログラムをインストールするだけで解決する場合が多いです。
ランタイムとは?
ソフトウェア(アプリ)を開発する際には「既存の部品」を組み合わせて作成することも多いです。この「既存の部品」は様々なソフトウェアで使用されることから、それぞれに同梱すると重複し無駄が発生します。そのため、これをセットにしたソフトウェアを別途にインストールし共有するようになっており、これをランタイムと呼びます。
大規模なソフトウェアであれば、ランタイムも同時にインストールされることもありますが、フリーソフトなどの場合には「インストール済みである」とみなされることが多いので、未インストールの場合には「ランタイムエラー」「プログラム開始エラー」と言ったエラーが発生しソフトウェアを起動することができません。
この場合、手動で “ランタイム” をインストールする必要があります。
代表的なランタイム
Windowsの場合、ランタイムが必要となるのは「Visual Basic」などの開発環境を使って作成されたソフトウェアが多いです。
これらのランタイムは歴史も長いので検索すればダウンロードできるサイトは簡単に見つかるはずで、インストールも特に難しい操作は必要なく表示された内容に従うだけで問題は無いでしょう。
- Visual Basic 4.0 ランタイム
Visual Basic 4.0で開発されたソフトウェア(アプリ)を実行するために必要なランタイム。
- Visual Basic 5.0 ランタイム
Visual Basic 5.0で開発されたソフトウェア(アプリ)を実行するために必要なランタイム。
- Visual Basic 6.0 ランタイム
Visual Basic 6.0で開発されたソフトウェア(アプリ)を実行するために必要なランタイム。