WindowsでIPv6を無効にする方法

WindowsでIPv6を無効にする方法

2023年8月21日

Windows 11や10からインターネットへ接続するのに必要なIPは[IPv4]と[IPv6]の2つがあり、【IPv6】での接続に際して「エラーが発生する」「接続できない」などのトラブルがあれば無効にしてみると解決するかもしれません。

IPv4とIPv6の違い

IPアドレスとは、パソコンなどがインターネットへ接続するための住所となるもので、インターネットへ接続している全てのデバイスに割り当てられています。

このIPアドレスは、当初にIPv4と言われるIPアドレスで構成されていましたが、インターネットへ接続する機器が世界中で増大したために、割り当てられる数に限界が訪れました。そこで、IPv4をバージョンアップさせ割り当てられるIPアドレスの数を膨大に増やしたのがIPv6です。

ただ、新しくなったIPv6に対応していなかったりと少なからずトラブルも発生しており、場合によっては「インターネットへ接続できない」「エラーが発生する」と言ったことも多々あります。その場合、設定によってIPv6を無効にしIPv4で接続するようにすれば解決するかもしれません。

Microsoft EdgeなどでINET_E_RESOURCE_NOT_FOUNDエラーが発生した場合、IPv6を無効にすることで改善するようです。

IPv6を無効にする手順

Windows 11

設定ネットワークとインターネットよりネットワークの詳細設定をクリックします。
Windows 11→設定→ネットワークとインターネット

ネットワークの詳細設定の対象のネットワークアダプター(Wi-Fiなど)>よりその他のアダプターオプション>編集をクリックします。
Windows 11→設定→ネットワークとインターネット→ネットワークの詳細設定→Wi-Fi

対象のネットワークアダプター(Wi-Fiなど)のプロパティよりインターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)のチェックを外しOKをクリックします。
Windows 11→コントロールパネル→ネットワークと共有センター→ネットワーク接続→Wi-Fiのプロパティ

Windows 11でのやり方は以上です。

IPv6を無効にして改善する場合、不具合(バグ)であることが多いので、アップデートなどで修正されたら有効に戻してみると良いでしょう。

Windows 10

設定よりネットワークとインターネットを選択します。
Windows 10→設定

ネットワークとインターネットの状態よりアダプターのオプションを変更するを選択します。
Windows 10→設定→ネットワークとインターネット→状態

ネットワーク接続より(対象のネットワークアダプター)を右クリックしプロパティを選択します。
Windows 10→コントロールパネル→ネットワーク接続

プロパティよりインターネット プロトコル バージョン 6(TCP/IPv6)のチェックを外しOKをクリックします。
Windows 10→コントロールパネル→ネットワーク接続→プロパティ

Windows 10でのやり方は以上です。

IPv6を無効にして改善する場合、不具合(バグ)であることが多いので、アップデートなどで修正されたら有効に戻してみると良いでしょう。