パソコンでストアのキャッシュを削除する方法

パソコンでストアのキャッシュを削除する方法

2022年3月10日

Windows 11や10の[Microsoft Store]やMacの[App Store]などで、「エラーが表示される」「ストアのアプリが起動しない」と言ったことが発生した場合には、キャッシュを削除してみると改善するかもしれません。

削除するやり方は?

WindowsのMicrosoft Storeには「Microsoft Storeをリセットするためのプログラム」のWSresetがあり、これをコマンドラインツール(ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプト)から実行するだけで、キャッシュなどのデータを初期化できます。

MacのApp Storeには同様のコマンドは用意されていないので、Finderなどから手動でファイルを削除する必要があります。

キャッシュを削除した後、しばらくは「もたつく」感じがあるかもしれませんが、しばらくすれば再びキャッシュされ元に戻るでしょう。

Windowsの場合

Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。

ファイル名を指定して実行よりwsresetを入力しOKをクリックします。

キーボードよりRキーを押下すると表示されます。

Windows 11→ファイル名を指定して実行

WSresetが起動したら処理が終了し自動でウィンドウが閉じるまで待ちます。

ウィンドウには何も表示されません。また、キャッシュの量によっては一瞬しか表示されない場合や逆に時間を要する場合があります。

Windows 11→WSreset

WSresetが終了するとMicrosoft Storeが自動的に起動します。
Windows 11→Microsoft Store→ホーム

Windowsでのやり方は以上です。

Macの場合

ターミナルより以下のコマンドを実行しcom.apple.appstoreを開きます。

open $TMPDIR../C/com.apple.appstore

Finderのcom.apple.appstoreより配下のすべてのファイルをゴミ箱へ移動します。
Mac→Finder→com.apple.appstore

ターミナルより以下のコマンドを実行しfsCachedDataを開きます。

open ~/Library/Caches/com.apple.appstore/fsCachedData

FinderのfsCachedDataより配下のすべてのファイルをゴミ箱へ移動します。
Mac→Finder→fsCachedData

Macでのやり方は以上です。