1つのMacの中に複数のユーザーを作成することができますが、他ユーザーのファイルは原則として利用できません。ただし、【共有】フォルダを使うことで、ユーザー間で相互にファイルを参照することができます。
ファイルと権限
同じMac内に作成した複数ユーザーにおいて、あるユーザーが作成したファイルを他のユーザーが閲覧・編集することは原則としてできません。
そのため、同じ本体に作成されたユーザーであっても、互いに「同じファイルを参照する」と言うのは難しい問題となりがちですが、Macには共有と呼ばれる各ユーザーがアクセスすることが可能なフォルダが用意されており、このフォルダを介すことでファイル共有が可能になります。
USBメモリーなどの外部ストレージやオンラインストレージなどを使わずに、同じMacの中で同じファイルを参照できるので便利です。
Windowsでは[パブリック]フォルダが該当します。
「共有」フォルダを開くやり方
- Finderを開きメニューバーより【移動】>【コンピュータ】をクリックします。
メニューに【共有】もありますが、これはiCloud内のフォルダなので、間違えないよう注意してください。
- Finderより【Macintosh HD】>【ユーザー】>【共有】を開きます。
- Finderの[共有]フォルダにに対象ファイルを配置します。
「共有」フォルダを開くやり方は以上です。
少しアクセスしにくい場所にあるので、頻繁に使うようであればエイリアスを作成しておくと、使い勝手が良くなります。