Windowsでテキストを書式なしでコピペする複数の方法

Windowsでテキストを書式なしでコピペする複数の方法

2023年6月29日

Windows 11でWordとExcelなどの間でコピー&ペーストすると、[カラー][サイズ][太字]などの書式もコピーされますが、【メモ帳】やPowerToysの【Advanced Paste】を使うと書式を削除して貼り付けできます。

リッチテキストとプレーンテキスト

WordやExcelなどでは文字のカラーサイズ太字などの書式を指定することができ、これをリッチテキストなどと呼び、対して書式が設定されていない文字列をプレーンテキストと呼びます

Windowsでは、リッチテキストをコピーすると指定されている書式も一緒にコピーされ、ペースト時にも書式を維持したまま貼り付けられるようになっています。

このため、書式を削除してプレーンテキストだけ貼り付けたい場合、メモ帳に貼り付けてコピーし直すか、インストールされていればPowerToysの“Advanced Paste”を使うことで、書式なしで貼り付けできます。

メモ帳に貼り付けてコピーし直す手順

ショートカットキーのCrtlCコピーCtrlV貼り付けすると簡単です。

対象のリッチテキストコピーします。
Windows 11→ワードパット→リッチテキスト

メモ帳に張り付け対象のプレーンテキストを再びコピーします。
Windows 11→メモ帳→プレーンテキスト

プレーンテキストで貼り付けできます。
Windows 11→ワードパット→プレーンテキスト

メモ帳に貼り付けてコピーし直すやり方は以上です。

PowerToysの“Advanced Paste”を使う手順

設定する

PowerToysのシステムツールよりAdvanced Pasteをクリックして表示します。
Windows 11→PowerToys→Advanced Paste

Advanced PasteよりAdvanced Pasteを有効にするをクリックしてオンに切り替えます。
Windows 11→PowerToys→Advanced Paste

Advanced Pasteのアクションよりプレーンテキストとして直接貼り付けるショートカットキーを確認します。
Windows 11→PowerToys→Advanced Paste→アクション

貼り付ける

前述のアクションで確認したショートカットキーを押下します(デフォルトはCtrlAltV)。
Windows 11→ワードパット→プレーンテキスト

PowerToysの“Advanced Paste”を使うやり方は以上です。