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テレビを「パソコンのディスプレイ」として使う方法

テレビを「パソコンのディスプレイ」として使う方法

2015年7月18日
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モバイルノートパソコンのような小さなパソコンを使っていると、ディスプレイの小ささが難点になることがあります。外出時は仕方が無いにしろ自宅や会社・職場では大きな画面で使いたいものです。

「テレビ」と「パソコンのディスプレイ」の違い

昨今の比較的に新しいテレビであれば、パソコンと接続するための接続口さえあれば、テレビでもパソコンのディスプレイと同じように使うことができますが、見え方に若干の違いが生まれます。

テレビは基本的に距離をとって視聴するものであるため、筐体の大きさの割に解像度が低めに設定されていることが多いです。このため、パソコンのディスプレイと同様に接近して視聴すると映し出された映像の粗さが気になるかもしれません。かと言って離れてみると細かい文字などが見えにくいかもしれないので、テレビまでの “距離” が難しいでしょう。

また、パソコンのディスプレイはパソコンから出力されたデータを「正確に表示する」ことを目的に描画されていますが、テレビは「奇麗に表示する」ことを目的としているので、画面の “色合い” や “コントラスト” などに違いが出てしまいます。閲覧するだけであれば問題なくとも「イラストを描く」「動画を編集する」と言ったデジタルコンテンツの制作作業には向かないでしょう。

さらに、パソコンの操作を行った際に画面への表示が少し遅れてしまう “遅延” が発生することもあります。インターネットを視聴したりする分には問題ないでしょうが、ゲームなどをプレイする際には専用ディスプレイの購入をオススメします。

ただし、テレビによっては “PCモード” のような専用のモードが用意されている機種もあるので、それらの機能を活用すると違和感も少なくなるかもしれません。

PCとの接続に必要なもの

パソコンとテレビを接続するためには “HDMI” などの規格で接続するのが一般的です。パソコンが「HDMI出力できる」のはもちろんテレビが「HDMI入力できる」必要があります。また、それらを接続するための “HDMIケーブル” が必要となります。

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HDMIは映像・音声をデジタル信号で伝送するための標準規格です。よほど古い機種でない限りはパソコンやテレビに差込口がついているので問題は無いでしょう。また、仮に “HDMI” が無い場合でもパソコンとテレビに同じ規格の接続口があれば必ずしもHDMIである必要ありません。

異なる規格どうしであっても変換アダプターなどを用いれば無理やり接続することができますが、逆に言えば接続できなければ「ディスプレイとして使うのに向いていない」と考えたほうが良いかもしれません。

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テレビに表示する設定は?

パソコンとテレビの接続ができれば一般的なディスプレイと同様に “マルチディスプレイ” として使うことができます。パソコンの設定を変更することによって「同じ画面を表示する」「パソコンの画面を拡張する」と言ったことをすることができます。