パソコンの操作に必要なマウスには、左右のボタンの間にクルクルまわるダイヤル状の装置がついています。画面を上下にスクロールさせる際に使われることが多い装置ですが、ボタンのように押し込むことができ「スクロールボタン(ホイールボタン)」と呼ばれ特別な使い方ができます。
スクロールボタンってなに?
パソコンの操作に必要なマウスでは[左クリック]や[右クリック]を行うことができます。
従来のマウスには、この2つのボタンしかありませんでしたが、昨今では左右のボタンの間にクルクルまわるダイヤル状の装置が付いており、画面を上下にスクロールさせる事が簡単にできるようになっています。
この装置はクルクルと回すだけでなく、押し込むことでボタンとして使うこともできるのでスクロールボタン(ホイールボタン)と呼ばれています。
スクロールボタンの使いかた
スクロールボタンの役割はアプリケーションによって割り当てが異なる場合があります。そこで、代表的なアプリケーションとしてブラウザを使って機能を紹介します。
自動スクロール
Webサイトは縦長に構成されていることがほとんどなので、閲覧するためにホイールをクルクルと回してスクロールさせるでしょう。
この時、【何もない場所でスクロールボタン(ホイールボタン)をクリックする】と見慣れないアイコン(上下に三角形)が表示され、マウスを上下に動かすだけで自動的にスクロールしてくれるようになります。
Webサイトはどうしても縦長になりがちなので、ホイールをクルクルと回すのが億劫になるほど縦長なサイトには自動スクロールを使うのがオススメです。
別のタブで開く
リンクをクリックする際には左クリックするのが一般的です。
この場合、サイト作成者の実装したとおりに「同じ画面で開く」か「別のタブで開く」ことになりますが、どのような実装をされていても【リンクをスクロールボタン(ホイールボタン)でクリックする】と別のタブで開くことができます。
そのため、現在の画面を表示させたままでリンク先を閲覧したい場合にはスクロールボタン(ホイールボタン)でリンクをクリックするのがオススメです。
別の機能を割り当てる
マウスはパソコンに接続するだけで使えるようになるので、特別なことをする必要は無いのが一般的です。
しかし、メーカーによっては専用のアプリケーションが用意され、ボタンに様々な機能を割り当てることができる場合があります。
その為、使用しているマウスに専用のアプリケーションが無いかどうかマニュアルやWebサイトで確認してみると良いでしょう。