様々な理由により日本国内からのアクセスしか許可していないWeサービスが増えているようですが、パソコンやスマートフォンからインターネットに接続している際、ネットワークの環境によっては【地域判定エラー】などとエラーが表示されることがあります。
なぜ「海外から」と扱われるのか
日本国内からインターネット回線に接続していても「海外から接続している」とみなされる場合が多々あります。
そもそも、Webサービスにおいて「日本と海外をどうやって識別しているのか?」と言う疑問がありますが、これは一概には言えずWebサービスの実装によって異なりますが、多くの場合には接続しているIPアドレスによる判定が挙げられます。
インターネット回線は利用者が日本国内にいても様々なネットワーク機器(サーバーなど)を経由して接続されますが、その経路によっては最終的に海外の回線を使っている場合があり、このような場合に海外判定を受けてしまうことがあります。
また、iPhoneやAndroidスマートフォンなどの場合には、搭載されている位置情報サービス(GPSなど)を利用して地域判定をしている場合があり、位置情報サービスをオフにしているとどこからアクセスしているかわからないと言う意味でラーと表示される可能性があります。
“地域判定エラー”の対処法は?
位置情報サービスをオンにする
位置情報サービス(GPSなど)を利用した地域判定をしているのであれば、位置情報サービスをオンにすると改善することがあります。
データセーバーをオフにする
データ使用量を節約するための機能で転送されるデータを圧縮される目的で専用のサーバーを経由することになりますが、このサーバーが海外にあると海外からのアクセスと見なされることがあるので、特に特殊な場合を除きオフにすると改善する場合がほとんどです。
プロキシをオフにする
何らかの理由によってプロキシサーバーを経由している場合、接続しているプロキシサーバーが海外に位置しており、日本国内からの接続でも「海外からのアクセス」と見なされてしまうことがあるので、可能であればオフにしてみると改善するかもしれません。
ネットワークを変更する
スマートフォンでWi-Fiから接続している場合、Wi-Fiが接続しているインターネット回線が海外から経由している場合には「海外からのアクセス」と見なされる場合があるので、Wi-Fiをオフにしモバイルネットワーク通信(4G:LTEや3G:CDMAなど)に切り替えることで改善することがあります。
また、逆にモバイルネットワーク通信で「海外からのアクセス」と見なされる場合には、Wi-Fi接続に切り替えると改善することがあります。





