データ通信専用SIMでGPSなど位置情報の測位ができない理由とは?

データ通信専用SIMでGPSなど位置情報の測位ができない理由とは?

2015年8月12日

格安SIM(MVNO)を使用していると、GPSなど位置情報の測位が極端に遅くなることがあります。これは特に【データ通信専用SIM】を使用している場合に[A-GPS]と呼ばれる仕組みが使えないことが原因であることが多いです。

測位ができない原因

iPhoneやAndroidスマートフォンでは、現在地の特定にGPSなど位置情報に加えてA-GPSと呼ばれるアシスト機能を搭載しており、このアシスト機能を正常に動作させるには、以下の2つの条件をクリアする必要があります。

  • 音声回線(SMS含む)が使える
  • A-GPSサーバーに接続できる

ちなみに、この条件を満たしていない場合でも、A-GPSが使えないだけでGPSなど位置情報は使えます。

ただし、測位して現在地が表示されるまで数分の時間を要することがあるので、ドラクエウォークなど位置情報ゲームアプリは使えないでしょう。

A-GPSを使えるようにするには?

音声対応SIM/SMS対応データ通信SIMを使う

A-GPSは、音声回線を介して位置情報の測位をサポートするので、音声対応SIMまたはSMS対応データ通信SIMを使用する必要があります。

このため、SMS無しデータ通信専用SIMを用いている場合にはSIMカードを変更すれば改善する可能性が高いです。

機種変更する

音声対応SIM/SMS対応データ通信SIMを使用しているのに「現在地の測位に数分かかる」と言った場合には、A-GPSサーバーに接続できていないことが考えられます。

ただし、これはNTTドコモなどが販売する古い機種をそのまま使っていると起こる現象であり、比較的に新しい機種であれば起こることは少ないです。

心配であればiPhoneや格安SIMを契約している通信事業者が販売する機種を使うのが良いでしょう。