Macでは新規作成したファイルなどを保存するとデフォルトの保存先が[iCloud]となっている場合があります。クラウドにアップロードされては困るファイルがある場合にはデフォルトの保存先を[ローカル(デスクトップなど)]に切り替えると良いでしょう。
iCloudで同期
AppleデバイスはiCloudを経由してデバイス間でデータの同期ができるのが売りの1つでもあります。
このためか、Macでファイルを新規作成するとデフォルトの保存先がiCloudになっており、意識していないとファイルがインターネット上に保存されてしまいます。もちろん、同じApple ID(Apple Account)を設定したデバイス間でしか同期されませんが、それでも「インターネット上にアップロードする」と言うことがタブーなファイルもあるかもしれません。
このため、必要であれば「デフォルトの保存先」を[iCloud]から【ローカル(デスクトップなど)】に変更すると良いでしょう。これはターミナルを使って操作できます。
ターミナルで操作するやり方
- Macより【ターミナル】を開きます。
- ターミナルより以下のコマンドを実行します。
- デフォルトを【ローカル(デスクトップなど)】にする
defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool false
- デフォルトを【icloud】にする
defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool true
- デフォルトを【ローカル(デスクトップなど)】にする
ターミナルで操作するやり方は以上です。
デフォルトを変更したのに変わらない場合、アプリを完全に終了してから起動すると反映されることがあります。