スマホの「カメラ」で文字をコピペする方法

スマホの「カメラ」で文字をコピペする方法

2024年8月12日

看板やチラシなどに書かれた[電話番号]や[URL]と言った【文字列(テキスト)】を手入力すると入力ミスなどのリスクがありますが、iPhoneやAndroidスマートフォンではカメラで読み取ってコピー&ペーストするOCR機能が使えます。

OCR機能

OCRとは、光学的文字認識(Optical Character Recognition)を指し、活字の文書を文字データに変換することができます。

専用機器が必要と思われがちですが、カメラとアプリを使って実現することができ、iPhoneでは事前にLive Textの設定は必要なもののプリインストールされたカメラアプリ、AndroidスマートフォンではGoogleレンズアプリを使います。

読み取ったデータはコピー&ペーストができます。

iPhoneの場合

設定カメラ>検出されたテキストを表示をオンに切り替えます。
  1. カメラアプリより(被写体)を画角に収め(Live Textアイコン)をタップします。
    被写体をタップすると認識されやすいです。

    iPhoneアプリ→カメラ→Live Text

  2. テキストを自動的に認識し表示されるので、通常のテキストと同様に選択しコピーすべてを選択調べる翻訳などをタップします。
    iPhoneアプリ→カメラ→Live Text

iPhoneでのやり方は以上です。

Androidの場合

カメラでコピーする

  1. Googleレンズ検索よりカメラで検索をタップします。
    Androidアプリ→Googleレンズ→検索

  2. 対象をカメラの画角に収め(虫眼鏡アイコン)をタップします。
    Androidアプリ→Googleレンズ→検索

  3. 読み取られた文字列を選択しコピーをタップします。
    印字された文字だけでなく人の手書き文字でも読み込むことができますが、読み込まれたデータを注意深くチェックすることを忘れないようにしてください。

    Androidアプリ→Googleレンズ→検索

コピーしたデータはChromeブラウザでGoogleアカウントにログインしていればパソコンでも扱えます。

パソコンにChromeブラウザがインストールされており、Androidスマートフォンと同じGoogleアカウントでログインされている必要があります。

パソコンでペーストする

  1. カメラでコピーパソコンにコピーをタップします。
    Androidアプリ→Googleレンズ→検索

  2. パソコンにコピーより対象のパソコンをタップします。
    Androidアプリ→Googleレンズ→検索→パソコンにコピー

  3. パソコンの通知を確認します。
    Windows 11→通知→Googleレンズ→パソコンにコピー

Androidでのやり方は以上です。