Windowsで1枚の紙に複数ページを印刷する方法【割付印刷】

Windowsで1枚の紙に複数ページを印刷する方法【割付印刷】

2021年2月26日

1枚の紙に複数ページを印刷することを[割り付け印刷]をはじめ[2in1]や[2アップ]などと呼びます。プリンターや複合機に機能が搭載されていることも多いですが、あらかじめPDFへ変換すれば紙の節約だけでなくプリント代の節約にもなります。

割付印刷とは?

1枚の紙に対して片面で1ページまたは両面で2ページの印刷をするのが一般的ですが、片面で2ページまたは両面で4ページと言ったように1枚の紙を分割して複数ページ印刷することを割付印刷(割り付け印刷)などと呼びます。

主に、印刷枚数を抑えることによる「紙や料金の節約」を目的に行うことが多いですが、「1枚のA4用紙に印刷するのは大きい」「2枚のA5を1枚のA4用紙に印刷したい」などと言った時にも使えます。

多くの場合でプリンターや複合機の印刷設定を変更することで対応可能ですが、割付印刷した状態のPDFファイルを作成しておけばコンビニプリントなどでも印刷が可能です。

PDFビューアとしてAdobe Acrobat Readerを使います。

PDFファイルを作成する手順

対象のファイルがPDFでない場合、あらかじめPDFファイルに変換しておきます。

Acrobat Readerで対象のPDFファイルを開き印刷ボタンをクリックします。
Windows 11→Adobe Acrobat Reader→印刷ボタン

印刷より以下の項目を選択/入力し印刷をクリックします。

その他の項目は任意に変更します。
項目
プリンター Microsoft Print to PDF
ページサイズ処理 複数
1枚あたりのページ数 2~

Windows 11→Adobe Acrobat Reader→印刷→割付印刷

名前を付けて保存よりファイル名を入力し保存をクリックします。
Windows 11→名前を付けて保存

作成されたPDFファイルをプリンター複合機を用いて印刷します。
Windows 11→Adobe Acrobat Reader→割付

PDFファイルを作成するやり方は以上です。