「テレビが使えない」などの場合、[Nintendo Switch]は本体のディスプレイでゲームがプレイできますが「少しでも大きな画面で遊びたい」や「PlayStationシリーズのような据え置きゲーム機をプレイしたい」と言った場合には、ノートパソコンのディスプレイを外部ディスプレイの代わりに使うと場所を問わずプレイできます。
ノートPCの外部入力
外部機器の映像や音声などを入力することを外部入力と呼びます。例えば、[HDDレコーダー(外部機器)]から出力された映像・音声を[液晶テレビ]へ表示するなどを指します。
ノートパソコンは外部入力に対応していることは少なく、外部機器の出力をノートパソコンのディスプレイに表示することはできないのが一般的ですが、キャプチャーボードと呼ばれるデバイスを用いることで、外部ディスプレイのように使うことができるようになります。
製品によって仕様は異なりますが、冒頭に記した通り[Nintendo Switch]や[PlayStation 5]など「ゲームをプレイする」のはもちろん、[デジタルカメラ]を接続して「高性能なWebカメラとして使う」などが可能です。
キャプチャーボードの選びかた
キャプチャーボードを用いて入力されたデータは、Windowsなどによって処理された上で表示されます。
そのため、パソコン本体のスペック(性能)が必要となる場合があるので購入する際には注意してください。
また、その性質上で遅延などが発生する場合があり、格闘ゲームやアクションゲームなどは不向きな場合があるので注意してください。
パソコン本体のスペックが低い場合
パソコン本体のスペック(性能)が低い場合には、入力されたデータの処理が追い付かずに「カクカクする」と言ったトラブルが発生する可能性があります。
そのため、処理をキャプチャーボード側で行うハードウェアエンコードに対応した製品を選ぶと良いでしょう。ただし、遅延が大きくなる可能性があります。
パソコン本体のスペックが高い場合
ゲームを動作させることができるようなスペック(性能)が高いパソコンであれば、入力データをパソコン本体で処理するソフトウェアエンコードの製品でもトラブルの可能性は少ないでしょう。パソコンの負荷は大きいですが遅延は小さい傾向にあります。
気軽に使いたい場合
キャプチャーボードは比較的に高価な製品ですが、「初めて使う」「ちょっと試してみたい」と言う場合には比較的に安価な製品を選択してみると良いでしょう。安価と言っても最低限の機能は使えるので、意外と満足できるかもしれません。
キャプチャーボードによって入力されたデータは、パソコン上で録画などをすることができるため、ゲーム実況などにも使えます。