WindowsでWi-Fiなどのネットワーク(インターネットなど)に接続する際に「このPCを検出できるようにしますか?」と問われることがありますが、この問いは【プライベートネットワーク】と【パブリックネットワーク】の選択であり、「わかりにくい」のに意外と「重要な選択」なので間違えないよう注意したほうが良いでしょう。また、後から変更することもできます。
ネットワークプロファイルとは?
Windows 11やWindows 10では「Wi-Fiなど同じネットワークに接続」された「パソコンなどのデバイス同士」で「データのやり取りを許可するか否か」の設定をネットワークプロファイルと呼び、以下の項目から選択します。
- プライベートネットワーク
自宅など同じネットワークに第三者が接続していない環境で、デバイス同士でデータのやり取りをする場合に選択します。
- パブリックネットワーク
カフェなど同じネットワークに第三者が接続している環境で選択します。
「このPCを検出できるようにしますか?」の場合、【はい】を選択すると【プライベートネットワーク】となり、【いいえ】を選択すると【パブリックネットワーク】になります。
このため、よくわからなければいいえを選択するのが良いでしょう。もし、何らかの不都合があれば後から変更することが可能です。
ネットワークプロファイルを変更するやり方
Windows 11
- 設定の[ネットワークとインターネット]より【プロパティ】をクリックします。
- プロパティの[ネットワークプロファイルの種類]より【パブリックネットワーク】【プライベートネットワーク】を選択します。
[パブリックネットワーク]は外部からのアクセスが拒否され、[プライベートネットワーク]は許可されます。よくわからなければパブリックネットワークの選択を推奨します。
Windows 10
- 設定より【ネットワークとインターネット】を選択します。
- ネットワークとインターネットの[状態]より【プロパティ】を選択します。
- プロパティの[ネットワークプロファイル]より【パブリック】【プライベート】を選択します。
[パブリックネットワーク]は外部からのアクセスが拒否され、[プライベートネットワーク]は許可されます。よくわからなければパブリックネットワークの選択を推奨します。
ネットワークプロファイルを変更するやり方は以上です。