会社などで離席する際、使用しているパソコンをロックするようにしている人は多いでしょうが、まれにロックするのを忘れる人も多いです。Windows 11やWindows 10ではスマートフォンを[鍵(キー)]にして、離席時に自動的にパソコンをロックする設定をすることができるので、良くロックを忘れる人は設定をオススメします。
スマホでパソコンの自動ロック
Windows 11やWindows 10のパソコンとスマートフォンをBluetoothでペアリング(接続)しておくと、スマートフォンを持ってパソコンを離れるだけで、それを検知してパソコンを自動的にロックしてくれるようになります。
これは、接続されたスマートフォンなどのBluetoothが切断されることで「席を離れた」と検知する仕組みになっています。Bluetoothの通信距離は機器や周囲の状況にもよりますが、およそ1mから100m程度まで届きます。また、実際にロックされるのは「Bluetoothが切断されてから1分後」となっているので、短時間の離席などではロックされない場合もあります。
ちなみに、「Bluetooth機器であれば何でも良いのか?」と思い、Bluetoothマウスなどでも試してみましたが、ロックされなかったので[スマートフォン]である必要があるようです。
自動ロックを設定するやり方
Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
- [パソコン]と[スマートフォン]をBluetoothでペアリングします。
- 設定より【アカウント】>【サインインオプション】を開きます。
- サインインオプションの[動的ロック]より【その場にいないときにWindowsでデバイスを自動的にロックすることを許可する】のオン/オフを切り替えます。
自動ロックを設定するやり方は以上です。
Bluetooth接続が切断されてもパソコンが操作中であればロックされることはありませんでしたので注意してください。