日本語の入力において句読点は「、」や「。」であることが多いですが、場合によっては「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」の方が良い場合もあります。Macでは句読点のデフォルトを選択することができるので、用途に合わせて切り替えると良いでしょう。
「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」を使う理由
日本で一般的に使われている句読点は「、(読点)」「。(句点)」で、読点は「文章の途中」で句点は「文章の終わり」に使われます。
ただ、主に理系の論文やレポートなどと言った文章には「、(読点)」「。(句点)」では無く「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」が使われることがあります。これは「横書きにするため」と言われています。
日本語は[縦書き]でも[横書き]でも書くことができますが、句読点は縦書きを基準に位置が決められているため、これを横書きの為に回転させると位置がおかしくなることから「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」を使うようになったとされています。
もちろん、これは古い話であり現在では縦書きでも横書きでも正しい位置に句読点が表示されますが、慣例や習慣などにより「,(カンマ)」や「.(ピリオド)」を使いたい場合には切り替えることができます。
句読点を切り替えるやり方
- システム設定の[キーボード]より[入力ソース]>【編集】をクリックします。
- 入力ソースの[日本語 – ローマ字入力]より[句読点の種類]>【.と,】を選択します。
句読点を切り替えるやり方は以上です。