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Ubuntuで「X Window System」を使う方法

Ubuntuで「X Window System」を使う方法

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Ubuntu 22.04 LTSよりウィンドウシステムのディスプレイサーバーに[Wayland]が採用されていますが、これはデフォルトでありX Window Systemである【X11(X.org)】に切り替えることもできます。

WaylandとX11とは?

UbuntuをはじめとしたLinuxで「マウスによる操作」のようにGUIの環境を提供するのがウィンドウシステムであり、その中のディスプレイサーバー機能がWaylandやX.orgが提供するX11(X Window System)です。

Linuxでは古くからX Window Systemが採用されていましたが、UbuntuではUbuntu 22.04 LTSよりWaylandが採用されています。ただし、WaylandとX Window Systemは互換性が無いため、これによってトラブルが発生する場合もあります。

このため、UbuntuではWaylandとX11を切り替えられるようになっています。また、現在のウィンドウシステムは設定より確認することができます。

ウィンドウシステムを確認するやり方

  1. 画面左下の【⋮⋮⋮】をクリックします。
    Ubuntu→デスクトップ

  2. アプリケーション一覧より【(歯車)】をクリックします。
    画面の左右をクリックするとページ遷移できます。

    Ubuntu→アプリケーション

  3. 設定の[このシステムについて]より【ウィンドウシステム】が表示されます。
    【Wayland】や【X11(Xorg)】などと表示されます。

    Ubuntu→設定→このシステムについて

ウィンドウシステムを確認するやり方は以上です。

ウィンドウシステムを「X11」に切り替えるやり方

  1. ログイン画面より右下の【歯車アイコン】をクリックします。
    Ubuntu→ログイン画面

  2. メニューより【Ubuntu on Xorg】を選択します。
    Ubuntu→ログイン画面→メニュー
  3. ログインします。
    Ubuntu→ログイン画面