Ubuntuを日本語で使用しているとホーム配下にある一部のフォルダー名に日本語が用いられます。マウス操作であれば気になりませんが、端末（ターミナル）からのコマンド操作がしにくいので、フォルダー名のみを英語に変更してみました。
フォルダー名の言語
Ubuntuにおいて、ホーム配下にある［デスクトップ］［ダウンロード］［テンプレート］［公開］［ドキュメント］［ミュージック］［ピクチャ］［ビデオ］などのフォルダー名は設定により選択された言語が用いられる仕様になっています。
このため、設定より言語を英語などに選択すれば上記のフォルダー名も英語（Desktop／Downloadなど）に変更されますが、当然に他の表記も全て英語となってしまいます。
ただ、設定で言語を変更すると「フォルダー名を変更するか否か」を問われるダイアログが表示されるので、これを使って「フォルダー名のみを英語にする」と言うことができます。
フォルダー名を変更するやり方
- 画面左下の【⋮⋮⋮】をクリックします。
- アプリケーション一覧より【（歯車）】をクリックします。
画面の左右をクリックするとページ遷移できます。
- 設定の［地域と言語］より【言語（L）日本語】をクリックします。
- 言語より［英語（米国）］を選択し【選択】をクリックします。
- ログアウトします。
- ログインし［Update standard folders to current language?］より【Update Names】をクリックします。
ホーム配下のフォルダー名が英語に変更されます。
- Settingsの［Region & Language］より【Language English(United States)】をクリックします。
- Select Languageより［Japanese(Japan)］を選択し【Select】をクリックします。
- ログアウトします。
- ログインし［標準フォルダーの名前を現在の言語に合わせて更新しますか？］より【古い名前のままにする】をクリックします。
ログインする度に表示されるので、必要であれば［次回から表示しない］をチェックします。
フォルダー名を変更するやり方は以上です。
日本語のフォルダー名が残ったら？
ホーム配下の各フォルダー名を日本語から英語に変更しても［デスクトップ］と［Desktop］や［ダウンロード］と［Dwonload］と言ったように、日本語と英語の両方のフォルダーが存在してしまうことがあります。
この場合、日本語のフォルダー（デスクトップ／ダウンロードなど）の中身を英語のフォルダー（Desktop／Dwonloadなど）へ移動し、気になるようであれば日本語のフォルダーも削除すると良いでしょう。