留守番電話/伝言メモの応答時間は何秒が良いのか?

留守番電話/伝言メモの応答時間は何秒が良いのか?

2016年12月30日

一般加入電話(固定電話)はもちろん、携帯電話・スマートフォンでも留守番電話/伝言メモを使うことができます。機種によっては留守番電話に切り替わるまでの【応答時間】を設定できますが、何秒が適切なのか考えてみました。

応答時間とは?

留守番電話/伝言メモは「電話に出られない時に自動的に受話して相手の声(要件)を録音する」ことを指します。この「電話に出られない時」に「自動的に受話する」までの呼び出し時間が応答時間です。

この応答時間は(機種によっては)自分自身で設定できますが、短すぎては電話を電話に出られませんし、長すぎては留守番電話に切り替わる前に電話を切られてしまう恐れがあるので、適切に設定する必要があります。
Galaxy→電話アプリ→通話設定→伝言メモ設定→応答メッセージを再生するまでの時間

応答時間を設定できない機種もあります。

秒数を考える

電話に出るまでの時間

電話に出るには「着信に気が付く」「電話の元に駆けつける(ポケット・かばんから出す)」「受話器を取る(受話操作を行う」などの工程が必要で意外と時間がかかってしまいます。

いつも手元に持っていると思いがちな携帯電話やスマートフォンも「どこ行った?」と言ったことがあるので、「電話に出る」と言うことは自分が思っている以上に時間がかかってしまいます。

電話をコールする時間

「電話を掛けて相手が電話に出るまでに、どれくらいの時間を待つか?」と言った問いの答えは人によってまちまちでしょうが、一般的に「10コールぐらい」と答える人が多いような印象です。

この “コール”とは、電話を掛けると受話器から聞こえてくる “音” を指しており「コール音」と呼ばれています。このコール音は「音が鳴る」「音が鳴らなない」を繰り返しますが、「音が鳴る」「音が鳴らなない」を合わせて2秒から3秒程度と言われています。

このことから、「電話を掛けて相手が電話に出るまでに、どれくらいの時間を待つか?」と言う問いに対する答えは10コール=20秒から30秒と言えます。

もちろん10コール未満で切る人も居れば10コール20コールと鳴らし続ける人も居ます。

iPhoneの応答時間は約20秒

iPhoneではiOS 18より伝言メモの機能(ライブ留守番電話)が使えるようになりました。

ライブ留守番電話の応答時間は変更できずiOS 26で試したところ約20秒でしたが、iOS 18の時点では約15秒程度であったためアップデートによって少し長めになったようです。

このため、今後のアップデートによっては「長く」「短く」なる可能性もあります。

25秒に設定した

20秒から30秒と目安が解ったので、あとは自分のライフスタイルに合わせて応答時間(呼び出し時間)を設定するだけです。

「確実に留守番電話(伝言メモ)に切り替わってほしい」と言う場合には20秒前後にするのが適切でしょうが、個人的には少々短すぎるような印象です。かと言って30秒では留守番電話に切り替わる前に切られてしまいそうなので、間をとって25秒に設定しています。
Galaxy→電話アプリ→通話設定→伝言メモ設定→応答メッセージを再生するまでの時間

もちろん、適切な応答時間は人によって異なるので、使いながら調整すると良いでしょう。