Windowsでクリックする前に「リンク先のURL」を確認する方法

Windowsでクリックする前に「リンク先のURL」を確認する方法

2024年9月4日

Webブラウザや受信メールなどで、クリックして別の場所に遷移する文字列を【リンク(ハイパーリンク)】と呼びますが、リンクは作者によって[遷移先]と[表示文字列]を別々に指定できるため、遷移する前に確認しておくと安心です。

リンクの仕組み

リンクとは“エンジニアの備忘録”のように、別の場所(URLやメールアドレスなど)に遷移するための文字列を指します。

デザインはWebサイトの作者によって任意に変更が可能であるため、「マウスポインターが指のアイコンに変化する場所」と考えた方が良いです。

これは「HTML」と呼ばれるルールによって以下のように記述しhttps://~遷移先エンジニアの備忘録表示文字列を示しています。

<a href="https://engrmemo.jp">エンジニアの備忘録</a>

このように、遷移先と表示文字列は別々に記述するため、全く異なった組み合わせでリンクを作成することも可能で、悪意を持って作成すれば「思ったのと違った場所に遷移させる」と言うことも可能です。

<a href="example.net">example.com</a>

このため、不安があれば遷移する前に遷移先を表示して確認すると安心です。

遷移先を表示する手順

Webブラウザ

Windows 11のMicrosoft Edgeを例としますが、ChromeやFirefoxでも同様です。

リンクにマウスポインターを重ねると、左下に遷移先のURLが表示されます。
Windows 11→Microsoft Edge→リンク→URL

カーソルがのアイコンに変わるところです。多くの場合でURLですがメールアドレスなどの場合もあります。

Webブラウザの場合は以上です。

メール

Windows 11にプリインストールされているOutlookを例とします。

リンクにマウスポインターを重ねると、右下に遷移先のURLが表示されます。
Windows 11→Outlook→リンク→URL

カーソルがのアイコンに変わるところです。多くの場合でURLですがメールアドレスなどの場合もあります。

メールの場合は以上です。