Windowsでファイルの「拡張子」を表示する方法

Windowsでファイルの「拡張子」を表示する方法

2023年11月4日

Windows 11では、ファイルの1つ1つに対してドットで区切られ3文字程度の「拡張子」と呼ばれる識別子が付与されています。この拡張子は場合によって非表示になっているので、すべて表示されるように設定しておくと便利な場合があります。

拡張子とは?

拡張子とは、パソコンなどのコンピューター上で「ファイルの種類を識別するため」にファイル名の後に付けられる文字列を指します。例えば、ファイル名がfilename.txtであれば拡張子はtxtとなります。

ファイル名と拡張子は.(ドット)で区切られ、文字数は3文字であることが多いですが、1文字や4文字、それ以上の文字数であることもあります。

Windows上ではファイル名.拡張子と表示されることが多いですが、拡張子を元にアプリケーション(ソフトウェア)を起動することができるよう「拡張子+アプリ」の組み合わせが登録されています(これを「関連付け」と呼びます)。

代表的な拡張子とファイルの種類
Microsoft Office
拡張子 ファイルの種類
.docx Word 2007以降
.doc Word 2003以前
.xlsx Excel 2007以降
.xls Excel 2003以前
.pptx PowerPoint 2007以降
.ppt PowerPoint 2003以前
.mdw Access 2007以降
.mdb Access 2003以前
画像ファイル
拡張子 ファイルの種類
.bmp BMP形式
.gif GIF形式
.jpg/.jpeg JPEG形式
.png PNG形式
音声ファイル
拡張子 ファイルの種類
.mp3 MP3形式
.flac/fla FLAC形式/ハイレゾ
動画ファイル
拡張子 ファイルの種類
.avi AVI形式
.mpg/.mpeg MPEG形式
.mp4 MP4形式
.wmv WMV形式
.wma WMA形式
その他
拡張子 ファイルの種類
.txt テキストファイル
.html/.htm Webページのファイル
.exe 実行ファイル
.zip 圧縮ファイル(ZIP形式)
.inf ドライバーなどの情報ファイル

Windows上で関連付けが登録されている拡張子に関しては「拡張子を表示しない」と言う設定があるので、ファイルによって「表示されている」「表示されていない」と言ったような違いが生まれます。

このため、拡張子を表示しない設定を無効にすることで、全ての拡張子を表示させることができます。

全ての拡張子を表示させる手順

拡張子を表示させることで、拡張子の変更を行うことが容易にできるようになります。ただし、拡張子は変更することによってトラブルが発生する場合があるので自己責任にて行ってください。何がおきても一切の責任は負いません。

ツールバー

エクスプローラーの表示より表示>ファイル名拡張子をクリックしてチェックします。
Windows 11→エクスプローラー→表示→表示

ツールバーを操作するやり方は以上です。

フォルダーオプション

エクスプローラーのよりオプションをクリックします。
Windows 11→エクスプローラー→ホーム→メニュー

フォルダーオプションの表示より登録されている拡張子は表示しないのチェックを外します。
Windows 11→エクスプローラー→フォルダーオプション→表示

フォルダーオプションを操作するやり方は以上です。