パソコンなどからインターネットへ接続するのに必要な[IP]は、2024年の現在では【IPv4】と【IPv6】の2つが存在しています。一般的に意識する必要はありませんが、IPv6での接続に際して「エラーが発生する」「接続できない」などのトラブルに見舞われたらIPv6を無効にしてみると解決するかもしれません。
IPv4とIPv6の違い
IPアドレスとは、パソコンなどがインターネットへ接続するための住所となるもので、インターネットへ接続している全てのデバイスに割り当てられています。
当初はIPv4と言われるIPアドレスで構成されていましたが、インターネットへ接続する機器が世界中で増大したために、割り当てられる数に限界が訪れました。そこで、IPv4をバージョンアップさせ割り当てられるIPアドレスの数を膨大に増やしたのがIPv6です。
ただ、新しくなったIPv6に対応していなかったりと少なからずトラブルも発生しており、場合によっては「インターネットへ接続できない」「エラーが発生する」と言ったことも多々あります。その場合、設定によってIPv6を無効にしIPv4で接続するようにすれば解決するかもしれません。
IPv6をオフにするやり方
- 設定の[ネットワーク]や[Wi-Fi]などから接続済みネットワークを探し【(歯車)】をクリックします。
- 対象ネットワークの[詳細]より【IPv6】が表示されていることを確認します。
表示されていない場合は、すでに無効である可能性が高いです。
- 対象ネットワークの[IPv6]>[IPv6メソッド]より【無効】を選択し、最後に【適用】をクリックします。
- 再起動後、対象ネットワークの[詳細]より【IPv6】が表示されていないことを確認します。
Wi-Fiの場合はオン/オフや機内モードでも問題ありません。
IPv6をオフにするやり方は以上です。