Windowsのペイントアプリで「キャンバスのサイズ」を変更する方法

Windowsのペイントアプリで「キャンバスのサイズ」を変更する方法

2024年5月14日

Windows 11のペイントアプリでも【キャンバスのサイズ】を変更することができますが、デフォルトで左上が起点となるため「画像を中央にしてキャンバスのサイズを大きくしたい/小さくしたい」と言った場合にはひと手間が必要です。

キャンバスのサイズとは?

画像におけるサイズはイメージのサイズキャンバスのサイズの2種類があります。

一般的な画像は両方が同一な場合が多いですが、キャンバスのサイズが大きい場合には周りが余白になり、キャンバスのサイズが小さい場合にはトリミングされイメージのサイズも小さくなります(同一のサイズになる)。

このため、加工などをする際に「画像の周りに余白が欲しい」と言った場合には「キャンバスのサイズを大きくする」と言った操作を行い、「画像をトリミングしたい」と言った場合には「キャンパスサイズを小さくする」と言った操作を行うことがありますが、Windowsのペイントアプリは簡易な機能しか搭載されていません。

特に、左上を起点として右下が増減するのが仕様であるため、画像の上下左右を増減したい(中央を起点とする)場合には回転させる操作が必要です。

“左上”を起点とする手順

ペイントアプリは>すべてよりペイントまたはWindowsアクセサリ>ペイントより起動できます。

アプリのファイルより画像のプロパティをクリックします。
Windows 11→ペイントアプリ→メニューバー→ファイル

イメージのプロパティより画像サイズより高さを変更しOKをクリックします。

余白をつけたい場合は現在のサイズ余白のサイズ、トリミングしたい場合は現在のサイズトリミングのサイズ高さに入力します。

Windows 11→ペイントアプリ→イメージのプロパティ

“左上”を起点とするやり方は以上です。

“中央”を起点とする手順

アプリのファイル>画像のプロパティより高さを変更します。

余白をつけたい場合は現在のサイズ余白のサイズ、トリミングしたい場合は現在のサイズトリミングのサイズ高さに入力します。

Windows 11→ペイントアプリ→イメージのプロパティ

アプリの回転より180度回転をクリックします。
Windows 11→ペイントアプリ→リボン→イメージ→回転

アプリのファイル>画像のプロパティより高さを変更します。

余白をつけたい場合は現在のサイズ余白のサイズ、トリミングしたい場合は現在のサイズトリミングのサイズ高さに入力します。

Windows 11→ペイントアプリ→イメージのプロパティ

中央を起点とするやり方は以上です。