Windowsを「リモートデスクトップ」で遠隔操作する方法

Windowsを「リモートデスクトップ」で遠隔操作する方法

2016年12月28日

Windows 11やWindows 10には【リモートデスクトップ】と呼ばれる機能があり、他デバイスからネットワーク経由で接続して遠隔操作できますが、操作される側(ホスト)はエディションに[Pro]が必要です。

リモートデスクトップとは?

Windowsをネットワーク上の他デバイスから遠隔操作するための機能をリモートデスクトップと呼びます。

操作される側のデバイス(ホスト)はPro以上のエディションが必要ですが、操作する側のデバイス(クライアント)はHome以上で問題なく加えてMacやUbuntuなどLinuxでも可能です。

クライアント ホスト
接続する 接続される
Windows 11 Home/Pro ※
Mac
Linux
Windows 11 Pro ※

※ Windows 10でも同様です。

また、ホストにするパソコンは事前に設定が必要な場合があるので、「接続できない」などの場合には設定を見直すと良いでしょう。

ホストを設定する

Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
  1. 設定システムよりリモートデスクトップをクリックします。
    Windows 11→設定

  2. リモートデスクトップよりリモートデスクトップをオンに切り替えます。
    必要に応じてPC名およびユーザーなどを確認します。

    Windows 11→設定→システム→リモートデスクトップ

ホストを設定するやり方は以上です。

クライアントから接続する

Windows同士で接続する場合、プリインストールされているリモートデスクトップ接続アプリを使います。
  1. すべてのアプリWindowsツールよりリモートデスクトップ接続を起動します。
    Windows 10の場合、Windowsアクセサリよりリモートデスクトップ接続を起動します。

    Windows 11→スタートメニュー→すべてのアプリ

  2. リモートデスクトップ接続よりコンピューターまたはIPアドレスを入力し接続をクリックします。
    Windows 11→リモートデスクトップ接続

クライアントから接続するやり方は以上です。

昨今ではiPadやAndroidタブレットなどからWindows Appアプリを用いて接続できるので、Windowsのタブレットモードを使えばWindowsタブレットのように使うこともできます。