Windowsパソコンをワイヤレスディスプレイにする方法

Windowsパソコンをワイヤレスディスプレイにする方法

2023年9月6日

Windows 11や10では、パソコンを【Miracast対応のワイヤレスディスプレイ】にすることができるので、対応する他デバイス(Windows、Androidスマートフォンなど)を接続してマルチディスプレイにできます。

パソコンをサブディスプレイにする

モニターと本体が一緒になった一体型パソコンノートパソコンのモニターに、他デバイス(Windows、Androidスマートフォンなど)の映像を映したい場合には、このPCへのプロジェクションの機能を使うとできます。

この機能は、WindowsパソコンをMiracastに対応させるもので、Miracastに対応した別のWindowsパソコンやAndroidスマートフォンなどを無線接続して映像を映すことができます。

「2台のWindowsパソコンでマルチディスプレイにする」や「Androidスマートフォンの映像を大きな画面に映す」と言ったことができます。

「このPCへのプロジェクション」の使いかた

Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。

オプション機能を追加する

初回のみオプション機能のワイヤレスディスプレイをインストールする必要があります。

設定システム>オプション機能よりオプション機能を追加する>機能を表示をクリックします。
Windows 11→設定→システム→オプション機能

オプション機能を追加するよりワイヤレス ディスプレイチェック次へ>追加をクリックします。

検索する場合はワイヤレスディスプレイの間に半角スペースが必要です。

Windows 11→設定→アプリ→オプション機能→オプション機能を追加する→ワイヤレスディスプレイ

ワイヤレスディスプレイアプリを起動する

設定のシステム>このPCへのプロジェクションより各項目を任意に変更しワイヤレスディスプレイアプリを起動してこのPCに投影するをクリックします。

自宅などでとりあえず接続できれば良ければどこでも使える初回のみ常にオフなどを選択すると接続しやすいでしょう。

Windows 11→設定→システム→このPCへのプロジェクション

「(PC名)にワイヤレス接続する準備ができました。」と表示されます。
Windows 11→設定→システム→このPCへのプロジェクション

ワイヤレスディスプレイアプリは自動で終了しますが、手動で終了することもできます。

ワイヤレスディスプレイに接続する手順

Windows

キーボードよりKキーを押下します。

アクションセンターキャストから操作することもできます。

Windows 11→ソフトウェアキーボード→タッチキーボード

キャストの利用可能なディスプレイより対象のPC名をクリックすると接続します。
Windows 11→キャスト

終了する場合は、再びキーボードよりKキーを押下し、キャストより切断をクリックします。
Windows 11→キャスト

Androidスマートフォン

Google PixelシリーズはMiracastに非対応なので接続できません。

機種によって異なりますが、例えばGalaxyの場合は設定>接続デバイス>Smart Viewより(対象のPC名)をタップすることで接続できます。

その他の機種では設定接続設定>接続の詳細設定キャストなどやクイック設定ツールキャストなどから接続できることが多いです。

Galaxy→設定→接続デバイス→Smart View