Androidスマホで「Digital Wellbeing」を無効化する方法

Androidスマホで「Digital Wellbeing」を無効化する方法

2024年4月25日

Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)には様々な機能が搭載されていますが、あまり馴染みが無いためか誤操作も少なくないようです。使わなくともアンインストールはできませんが【無効化】はできます。

Digital Wellbeingとは?

Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)は説明が難しいですが機能としては「デバイスの利用時間を可視化する機能」と言え、利用時間が長くなると健康や生活に影響を与えるとの考えから「デバイスを利用している時間」と「それ以外の時間」のバランスをとる目的で利用します。

おやすみ時間モード][フォーカスモード(集中モード)][アプリタイマー]と言った機能が含まれているので活用するのが望ましいですが、あまり馴染みが無いためか誤操作も少なくないようで「アンインストールしたい」「無効化したい」と言う人も居るようです。

残念ながら[設定]から操作して【アンインストール】や【無効にする】と言うことはできませんが、簡単では無いもののパソコンからコマンドを使って強制的に無効化すると言うことはできます。

一部イレギュラーな内容を含んでいます。したがって、すべて自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。

アプリを無効にするやり方

  1. Package Name Viewerアプリなどを使ってDigital Wellbeingパッケージ名を確認します。
    以下はGoogle PixelシリーズにおけるDigital Wellbeingのパッケージ名です。
    com.google.android.apps.wellbeing
  2. パソコンからADBを使って以下のコマンドを実行します。
    パッケージ名はPixelシリーズを例としており、機種やバージョンによって異なる場合があります。
    adb shell pm disable-user --user 0 com.google.android.apps.wellbeing

    コマンドを実行すると以下のような結果が表示されるので確認します。

    Package com.google.android.apps.wellbeing new state: disabled-user

アプリを無効にするやり方は以上です。

ちなみに、元に戻す場合は以下のコマンドを実行します。

adb shell pm enable com.google.android.apps.wellbeing

実行結果も同様に確認しておきましょう。

Package com.google.android.apps.wellbeing new state: enabled