近くのスマホ同士で連絡先や写真などを送受信する方法【AirDrop】【Quick Share】

近くのスマホ同士で連絡先や写真などを送受信する方法【AirDrop】【Quick Share】

2023年9月19日

連絡先や写真などのファイルをワイヤレスで送受信する機能として、iPhoneには【AirDrop】がありAndroidスマートフォンには【Quick Share】があります。互いに互換性は無いですが、近くにある2台で共有できます。

近くで共有する

iPhoneのAirDropiPhoneはもちろんiPadMacと言ったAppleデバイスで使うことができ、AndroidスマートフォンのQuick ShareAndroidデバイスはもちろんWindowsMacでもアプリをインストールすれば使うことができます。

どちらも「近くにある」「2台のデバイス」「BluetoothやWi-Fiで接続する」「ファイルを送受信する」と言う特徴は同じですが、残念ながら互換性が無いために「iPhoneとAndroidスマートフォン」などの組み合わせでは使うことができません。

また、送受信する前に受信デバイスが受信を許可するユーザーを選択(連絡先のみすべての人)する必要があります。ただし、同じApple AccountやGoogleアカウントのデバイスは操作が必要ない場合もあります。

送受信に際して相手のデバイスにデバイス名が表示されるので、必要に応じて変更しておくと良いでしょう。

iPhoneの場合

iOS 17以降ではNameDropの機能によって、2台のデバイスを近づけるだけで連絡先のマイカードを送受信できます。

受信する

  1. コントロールセンターWi-FiBluetoothの領域を長押しします。
    iPhone→コントロールセンター

  2. Wi-FiBluetoothの領域よりAirDropをタップします。
    iPhone→コントロールセンター→ネットワーク

  3. AirDropより連絡先のみまたはすべての人(10分間のみ)を選択し相手が送信するのを待ちます。
    設定一般>AirDropでも選択できます。また、すべての人(10分間のみ)は10分後に元に戻りますが、手動で受信しない連絡先のみを選択した方が安心です。

    iPhone→コントロールセンター→ネットワーク→AirDrop

受信するファイルの保存先は、連絡先アプリや写真アプリのほかにファイルアプリに保存さる場合があります。

送信する

  1. 対象の連絡先や写真などより(共有のアイコン)をタップします。
    iPhoneアプリ→Safari→共有ボタン

  2. 一覧よりAirDropをタップします。
    iPhoneアプリ→Safari→共有メニュー

  3. AirDropより(送信先)をタップをタップし画面の指示に従って操作します。
    iPhone→連絡先→共有→AirDrop

AirDropの使いかたは以上です。

Androidの場合

Google Pixelシリーズを例としますが、機種やバージョンによっては異なる場合があります。

受信する

  1. クイック設定ツールよりQuick Shareをタップします。
    無い場合は編集して追加できます。

    クイック設定ツール(クイック設定パネル)

  2. Quick Shareより自分のデバイス連絡先全ユーザーを選択し完了をタップしたら相手が送信するのを待ちます。
    自分のデバイス連絡先などを選択するか、設定>共有を許可するユーザーより付近のデバイスに表示するオフ(誰にも許可しない)にした方が安心です。

    Pixel→クイック設定ツール→Quick Share

送信する

  1. 対象のアプリより共有をタップします。
    アプリによってはアイコンしか表示されていない場合もあります。

    Androidアプリ→Googleフォト

  2. 共有メニューよりQuick Shareをタップします。
    Androidアプリ→フォト→共有メニュー

  3. Quick Shareより対象のデバイスをタップし画面の指示に従って操作します。
    Androidアプリ→フォト→共有メニュー→Quick Share

Androidでのやり方は以上です。