iPhoneやAndroidスマートフォンでは、画面からアプリを消しても終了せずに裏(バックグラウンド)で動作し続けることが多いので、「アプリを終了する」には所定の操作を行う必要があります。
一般的に「アプリを終了する」には「ホームを表示する」と言った操作が多いですが、すぐに同じアプリを起動すれば前の状態に戻ります。これは「アプリを一時的にバックグラウンドに移行し非表示にする」と言った意味合いで動作は続くことが多いです。
しかし、同時に動作できるアプリの数には上限があるため、バックグラウンドのアプリは順番に終了します。アプリを改めて起動した際に「途中から表示される」場合と「最初から表示される」場合があるのはこのためです。
したがって、通常は「アプリを終了する」と言う操作をする必要はありませんが、逆に「途中から表示されるのは困る」「最初から表示したい」と言う場合には、手動でアプリを終了する操作が必要で、これを完全終了などと呼ぶことがあります。
iPhoneの場合
- 画面に下に表示されているホームバー(白い線)を上へスワイプする途中で止めます。
ホームボタンがある機種ではホームボタンを素早く2回押下します。
- アプリスイッチャーより左または右にスワイプし(対象のアプリ)を上へスワイプします。
iPhoneでのやり方は以上です。
Androidの場合
一般的にアプリ履歴より操作しますが、機種やバージョンによっては「履歴を削除しているだけ」で「アプリを終了してはいない」と言った場合もあるようで、その場合には設定より操作します。
Google Pixelシリーズを例としますが、機種やバージョンによっては異なる場合があります。
アプリ履歴
- 画面下部のバーを上へスワイプし途中で止めます。
3ボタンナビゲーションでは、画面下部のナビゲーションバーより一番右にある■をタップします。
- アプリ履歴より左または右にスワイプし(対象のアプリ)を上へスワイプします。
すべてのアプリを一括で終了させたい場合、左から右へ全てスクロールしすべてクリアをタップします。
設定
- 対象アプリのアイコンを長押ししiやアプリ情報をタップします。
設定よりアプリ>〇個のアプリをすべて表示>対象アプリをタップしても同様です。
- アプリ情報より強制停止をタップします。
また、設定のシステム>開発者向けオプションよりアクティビティを保持しないをオンに切り替えることで、バックグラウンドにしたアプリを「すぐに終了させる」と言ったこともできます。
Androidでのやり方は以上です。