スマホで撮影する写真/動画のフォーマットを設定する方法

スマホで撮影する写真/動画のフォーマットを設定する方法

2024年5月23日

iPhoneや一部のAndroidスマートフォン(Pixelなど)で撮影された写真(画像)や動画(ビデオ)がWindows 10と言ったパソコンなどで表示/再生できない場合は、カメラの設定より【フォーマット】を変更すれば表示/再生できます。

表示/再生できない?

iPhoneのカメラで写真(画像)や動画を撮影するとHEIF/HEVCと呼ばれる高効率なフォーマットで保存されます。また、Pixelのカメラで動画を撮影すると、HEVCと呼ばれる高効率なフォーマットで保存されることがあります。

これらは、比較的に新しいためかWindows 10などに搭載された標準のプレイヤーでは対応しておらず、「画像/映像が表示されない」「音声は流れるものの映像が表示されない」と言う現象が発生する場合があります。

このため、設定によって保存するフォーマットを変更できるようになっており、変更すればWindows 10でも無加工で[写真(画像)]を始め[音声]及び[映像]を視聴できるようになります。

フォーマットを変更する

iPhoneの場合

  1. 設定よりカメラをタップします。
    iPhone→設定

  2. カメラよりフォーマットをタップします。
    iPhone→設定→カメラ

  3. フォーマットより互換性優先を選択します。
    高効率を選択するとHEIF/HEVCなどで保存され、互換性優先を選択するとJPEG/H.264などで保存され写真/動画のサイズが大きくなります。

    iPhone→設定→カメラ→フォーマット

ちなみに、これは「これから撮影する写真(画像)や動画」に対して有効であり、「これまでに撮影された写真や動画」のフォーマットは変更されないので、撮影済みの写真や動画はパソコンへのコピー時に変換すると簡単です。

iPhoneでのやり方は以上です。

Androidの場合

Google Pixelシリーズにプリインストールされている[Pixelカメラ]を例としますが、機種やバージョンによっては異なる場合があります。
  1. カメラアプリより左下の(歯車アイコン)をタップします。
    Androidアプリ→カメラ→写真

  2. メニューよりその他の設定をタップします。
    Androidカメラ→Googleカメラ→設定

  3. カメラ設定より動画の保存容量を節約をオフに切り替えます。
    画像はオフの状態です。オフの場合はH.264/AVC(互換性優先)で録画され動画のサイズが大きくなります。オンの場合はH.265/HEVC(高効率)で録画されます。

    Pixel→Androidアプリ→Pixelカメラ→設定→動画

ちなみに、これは「これから撮影する動画」に対して有効であり、「これまでに撮影された動画」のフォーマットは変更されないので、撮影済みの動画はパソコンへのコピー時に変換すると簡単です。

Androidでのやり方は以上です。