iPhoneやAndroidスマートフォンには「データを残してアプリを削除する」と言う機能が搭載されており、これをiPhoneでは【非使用のアプリを取り除く】と呼びAndroidスマートフォンでは【アーカイブ】と呼んでいます。
一般的に、アプリをアンインストールして再インストールするとアプリは初期化された状態になりますが、【非使用のアプリを取り除く】や【アーカイブ】はデータを削除しないので再インストールした時に元に戻すことができます。
使うときに再インストールが必要となりますが、削除した分だけ内部ストレージの容量が増えるので、頻繁では無く特定のタイミングでしか使わないようなアプリを取り除いておけば、内部ストレージの節約になるかもしれません。
また、これらの機能は「手動で取り除く」だけでなく「使ってないアプリを自動的に取り除く」と言うこともできるため、逆に言えば取り除かれたくなければオフにする必要があります。
iPhoneの場合
取り除かれたアプリは、アプリ名の先頭に(雲のマーク)が付きます。マークが付いたアイコンはタップすると再インストールされます。
手動
- 設定の一般>iPhoneストレージより(対象のアプリ)をタップします。
- 対象アプリよりアプリを取り除くをタップします。
- アプリが取り除かれアプリ名の先頭に(雲のマーク)が付きます。
自動
- 設定のアプリよりApp Storeをタップします。
- App Storeより非使用のアプリを取り除くのオン/オフを切り替えます。
画像はオンの状態で非使用のアプリが取り除かれます。取り除きたくない場合はオフに切り替えます。
iPhoneでのやり方は以上です。
Androidの場合
アーカイブされたアプリは、アプリ名の先頭に(雲のマーク)が付きます。マークが付いたアイコンをタップするか、設定のアプリ>〇個のアプリをすべて表示>対象アプリより復元をタップすると再インストールされます。
また、Google Playアプリよりアプリの自動アーカイブが使えますが、Android 15より設定より手動でアーカイブができるようになりました。
設定
Pixelシリーズを例としますが、機種やバージョンによっては異なる場合があります。
- 対象アプリのアイコンを長押ししiやアプリ情報をタップします。
設定よりアプリ>〇個のアプリをすべて表示>対象アプリをタップしても同様です。
- アプリ情報よりアーカイブをタップします。
- アプリがアーカイブされアプリ名の先頭に(雲のマーク)が付きます。
Google Play
- Google Playより(自分のアイコン)をタップします。
- アカウントより設定をタップします。
- 設定の全般よりアプリの自動アーカイブのオン/オフを切り替えます。
画像はオンの状態で自動でアーカイブされます。自動アーカイブしたくない場合はオフに切り替えます。
Androidでのやり方は以上です。