パソコンでウィンドウを常に手前に表示する方法

パソコンでウィンドウを常に手前に表示する方法

2022年4月25日

Windows 11やWindows 10をはじめUbuntu(Linux)では、任意のウィンドウを【常に手前に表示する】【最前面に維持する】ことができるので、2つのアプリを重ねて並べれば「資料を見ながら作業する」などが捗るかもしれません。

常に手前に表示させる機能

パソコンのウィンドウは重ねて表示できるため、ユーザーから見て一番手前最前面などと呼び、通常であれば「ウィンドウをクリックする」などで「操作できる状態」にすると最前面に表示されます。

WindowsではPowerToysの機能によって常に手前に表示することができ、Ubuntuでは標準機能で最前面に維持することができます。

アプリの仕様によっては「ウィンドウを常に手前に表示させる」と言った機能が備わっていることがありますが、対応していないアプリでも常に手前に表示させることが可能です。

Windowsの場合

Windows 11を例とします。Windows 10でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。

初期設定

  1. スタートメニューなどからPowerToysを起動します。
    ウィンドウが表示されない場合、画面右下のタスクトレイよりアイコンをダブルクリックするか、右クリックしたメニューより設定を選択します。

    Windows 11→Microsoft PowerToys

  2. PowerToysのウィンドウとレイアウト>Always On Topより[常に手前に表示]を有効にするをオンに切り替えます。
    サイドメニューから選択できます。サイドメニューが表示されていない場合にはをクリックします。

    Windows 11→PowerToys→Always On Top(常に手前に表示)

  3. PowerToysのAlways On Topより他の項目を任意に変更します。
    Windows 11→PowerToys→Always On Top(常に手前に表示)

切り替える

  1. 対象ウィンドウをアクティブにしキーボードよりCtrlTキーを押下します。
    アクティブとはキーボードやマウスからの入力を受け付ける状態であり、タイトルバーなどをクリックすることでアクティブにできます。
    また、初期設定でアクティブ化のショートカットを変更している場合には、変更後のショートカットキーを押下します。

    Windows 11→タッチキーボード

  2. 対象のウィンドウが常に手前に表示されるようになります。
    元に戻す場合は、再びCtrlTキーを押下します。

    Windows 11→PowerToys→常に手前に表示

Windowsでのやり方は以上です。

Ubuntuの場合

  1. 対象ウィンドウのタイトルバーを右クリックし、メニューより最前面に維持するを選択します。
    Ubuntu→タイトルバー→コンテキストメニュー

  2. 対象のウィンドウを最前面に維持することができます。
    元に戻す場合は、再び最前面に維持するをクリックします。

    Ubuntu→最前面に維持する

Ubuntuでのやり方は以上です。